こんにちは、ソフィー・ジ・アカデミーの伊藤です。通信コースでは12月8日に『学びの振り返りワークショップ2024!』をオンラインで開催しました。その様子をレポートします!
学びの振り返りワークショップとは…
1年の終わりの『振り返りワークショップ』は、ソフィーの恒例行事です。2024年は通信コースでのオンライン開催からはじまり、通学コース(オンラインクラス)、 その次は長岡校教室クラスでの開催と、振り返りの時間が続いていきます。
ソフィーの学びのサイクルでは、こうしたワークショップだけではなく、毎週の「行動決め」、月に1回の『振り返りシート』など、学んだことを振り返る機会が多くあります。
なぜこんなに「振り返り」を大切にしているのでしょうか?
変化を確認する振り返り
「振り返り」というと、たとえば仕事などでは「もっとこうすれば良かったな」「この部分はうまくいかなかった」など、反省点に意識を向けるということもあるかもしれません。
ソフィーでの学びの「振り返り」は少し違います。
洋書から得た情報に改めて立ち返ったり、そこから実践してみたことを振り返ったり、「理解したこと」「行動したこと」「変化したこと」に焦点を当てていきます。
ソフィーで学んでいる受講生の方であれば、たとえば「毎日5分、洋書を読もう!」と意識しはじめた日から、毎日の時間の使い方が変わったり、習慣について考えるようになったり、洋書を読んでいる時間以外にも、実はたくさんの変化が起きているはずです。
ですが、自分自身のそうした小さな変化はついつい見落としがちです。意識していないと「なにも変化していない」、「前進していない」と、なんとなく不安に感じることもあるかもしれません。
だからこそ、改めて振り返る時間を持ち、自分の変化や成長を自分で確認していくことは、とても大切なのですね。
振り返りはモチベーションの源泉!
ソフィー・メソッドではこうした考え方を、「コントラストの原理」や「加点法評価」と呼んでいます。
1冊の洋書を読む前の自分と、1冊の洋書を読んだ後の自分を振り返って比べると、きっとプラスになっていることが沢山あるはずです。
そしてそれを実感することが、次の学びへのモチベーションにも繋がっていきます。
メソッド6
コントラストの原理(加点法評価)
従来の教育は100点満点から間違えた部分の点数を引いていく「減点法評価」を行うが、この方法は学習者のモチベーションを失わせやすい。反対にソフィーでは「加点法評価」をこまめに行うことでモチベーションを持続させていく。10点でも10回積み重ねれば100点である。
「今年の1冊」を振り返る
『学びの振り返りワークショップ』では、2024年に読んだ洋書テキストの中から1冊を選び、その本の内容や学んだことを、約2時間かけて一緒に振り返りました。
洋書テキストは本の厚さ・ページ数などによって、1か月で読む本や、3か月かけて読む本など、読み終えるまでの期間が異なっています。また同時に2冊読むこともできますので、1年間のあいだに読んだ洋書の数は皆さんさまざまです。
どの洋書を振り返ろうかな?と、スタッフも毎年ワークショップ開始のぎりぎりまで悩んでいます。1年間で読んだ洋書を並べてみると、やっぱり振り返って読みたい本ばかりです。
書いて、話して、振り返ります
ワークショップでは、選んだ1冊を各自で読み返しながら、ワークシートやマインドマップに学んだことや思い出したことを書き出していきます。
その合間にグループに分かれて、振り返ったことを話してアウトプットしていきます。人に話すことで、読む・書くとは違う感覚が刺激されて、脳もさらに活性化していきます。
今年のベストワードを選びました!
振り返りのワークをしたあとは、「今年のベストワード」を決めました。 皆さんが今年の1冊として選んだ洋書テキストと、ベストワードをご紹介します!
“Focus on the victim, not the perpetrator.”
“Originals”より
“Genius of Play”
“Little Bets”より
“Honor your core priorities”
“Decisive”より
“Life is more fun with friends around.”
“Feel-good Productivity”より
“The purpose of life is to discover your gift. The meaning of life is to give your gift away.”
“ONE”より
▼参加スタッフの「今年のベストワード」
“Embrace the Beautiful Struggle”
“Manifesto for a Moral Revolution”より
“Together”
“Leadership and the New Science”より
ご感想をいただきました
ソフィーメソッドでは『カレーライス効果』と呼んでいますが、学んだことや覚えたことは、時間をおいて寝かせることで整理されたり、より身に付いたりするものです。
ワークショップに参加した皆さんは、一度読み終わった本を振り返ったことで、どんな発見があったでしょうか。皆さんからご感想をいただきました。
- 一度読んだ本を期間を置いて振り返る事で、今の自分に役立つことなどが見えてきました。参加者へ話したり、話を聞くことも良い刺激になりました。
- 1年前の学びを振返り、新たな視点が得る事ができました
- この本で得た学びは一度振り返っていましたが、新たに発見、気づきもありました。
- 通信コースは、マイペースで学習できますが、ともすればモチベーションが低下して、読まないままになってしまいがちです。定期的にオンライン学習に参加して、他の受講者さんと交流を持ち、刺激も受けることができました。
来年もよい洋書時間を!
振り返りワークショップは、また年末にオンラインで実施する予定です。
オンライン学習会は引き続き毎月行っています。通信コースを受講中の皆さま、ぜひお気軽にご参加くださいね。
2025年も楽しく学び行動していきましょう!