こんにちは、ソフィー・ジ・アカデミーの西です。こちらの記事では、ソフィーの受講を検討されている方へ向けて、実際に受講しているソフィー生の皆さんの声をお届けします。
今回は通信コースの受講生の井上 薫さんにZoomでインタビューをしました。井上さんは2023年に入学されてから、現在は8冊目の洋書に挑戦中です。
このインタビューでは、ソフィーを受講して実感している変化や、15分の洋書習慣を続けられる理由をお聞きしました。
インタビューの内容
「本当の実力になりそうな英語」を求めて…
―ソフィーに入ったきっかけはなんでしたか?
私は2017年から2023年までは、ベトナムで仕事をしていました。日本語が分かるベトナム人も多くいたので、正直日常で英語を喋ることは少なかったんですけど、 せっかくだから英語の勉強はしようと思っていました。
ベトナムって毎日毎日TOEICの試験が受けられるんですよ。 あるときに、1週間に一度受験するというのを詰めてやってみたことがあって、最初は600点くらいだったんですけど、3年くらいやって最後には845点くらいになったんです。 僕にとっては信じられないスコアで、凄く自信にはなったんです。
だけれども、実際に喋れるわけではないし、文章を書けるわけでもないし、実力を反映していないなということも同時に思っていたんですよね。
日本に帰ってきても、海外に関わる仕事をするようになって、いろんな国の政府の方と話すこともあるし、入札に関する書類を英語で読むこともある。 ということでもう一発、英語を、本当の実力になりそうな英語を、勉強せんとあかんなと思っていて、色々ツールを探していました。
その時にFacebookでソフィーさんを見つけましてね。 あ、本を読むのか、と。
英語力を上げるには、多読をすると良いというのをどこかで聞いていたことも思い出しました。
本読むのは好きだし、洋書を読むって良いかもしれないなと思ったんですよね。 それでやってみようかなと思って申し込みました。
英語で学ぶことが「日常」になった
―スタートされてから1年と3か月くらい経ちましたね。感じている変化はどんなことがありますか?
おかげさまで、朝のソフィータイム、コーヒーを飲みながらの15分間の勉強というのが、私の生活のリズムになったというのが凄く大きいです。
いまでも英語は決して得手ではありませんし、そんなに喋れるとも思ってないけれども、少なくとも洋書には毎日触れているので、 昔のように全然できないわけではないな、というくらいには来つつあるかなという気がしています。
―日々の中で、英語との距離がより縮まっているのですね!
そして、学ぶことがより日常になってきている気がします。ソフィーさんのカリキュラムが素晴らしいんだと思うけれども。
私はいままで6冊くらい読みましたけども、ひとつひとつの本から大事なことを学べている。それが少しずつ血肉になっているような気がします。
気楽に英語を読むという感覚
—洋書や英語を「読むこと」についても変化を感じていますか?
僕はいままで構文というか、どこにどんな意味があるのかという基礎が全くわかっていなかったんですけど、 毎日ずっと読んでいるので、主語と動詞をよくよく見ていくと良いんだなとか、分かるようになってきたなと思います。
学習ステップス*どおりに進めて、全然分からなくても投げ出したりせずに、「単語は明日やるし、さらに分からなくても、講義音声*があるからだいたいわかるな」というふうにして、気楽に構えていられるっていうのも良いですよね。
*学習ステップスは、教材を使う順番や制限時間などを示した教材です。
*洋書1冊ずつに、日本語で本の概要を解説した音声教材(講義音声)が付いています。
洋書を読んで臨んだ、海外でのプレゼンテーション
―洋書から学ばれたことと言えば、洋書を読んで、英語のプレゼンテーションの準備をされていましたね。
プレゼンについては、練習したことを話したに過ぎませんが、しかし、私のキャリアの中では全くあり得なかった「海外の国際カンファレンスでプレゼンテーションをした」というのは、自信になりますよね。
―プレゼンの準備のために読まれていた“TED Talks”では、どんなことが印象に残っていますか?
当たり前だけど、準備と練習が大事やな、ということが改めて分かったのと、しかし、どれだけ練習しても、やっぱり嘘偽りない自分でなければ、聞いている人に伝えることはできないので、”To Be You”という言葉は有難かったというか、世界共通なんだなと思えましたね。
Your goal is not to be Winston Churchill or Nelson Mandela. It’s to be you. … If you’re just an ordinary person, don’t try to fake some big intellectual style; just be you. ― “TED Talks” by Chris Anderson, p.10
朝の15分間を、自分の大事なことに使う
―朝の15分という習慣が続いているのは、本当に凄いと思います。その秘訣はなんでしょうか?
自分自身でも凄いなと思ってます(笑)
学習ステップスにチェックを付けていって、チェックが溜まっていくというのが、「日々やっていっている感」があるんですよ。
そして1日15分、自分のために大事だなと思うことに、朝の15分を使うと決めて、使っている。という感覚が、ええんだと思います。
それと、やったことについて毎日西さんにメール打つと、必ず返してもらえるのも非常にモチベーションに繋がっていると思います。
ソフィーさんで言われてる、 ひとりで学ぶよりも、みんなで、学びあいながら学ぶ、その方が楽しく学べるというのも、実践・実感しています。
―私も井上さんのその時々の洋書からの学びを、一緒に楽しんでいます!
15分間でスパっと終える!
―続けることの大変さというのは、始めの頃から無かったのでしょうか。
とにかく私にとっては、朝の洋書は優先順位が高いものなので、忙しかったら別のやつを切り捨てるだけなんです。
あと僕は「15分だけ」と決めていて。これって大事だと思うんです。
(教材でページを指定されている洋書の)範囲をしっかり読もうと思ったら相当時間が掛かると思うんですけど、僕は全て15分で切っちゃうので、そういう意味では続けるためのコントロールはしやすいですね。
―そこも実は難しいポイントなんですよね! 特にはじめのうちは、「15分だけではよく分かってないけど、これで今日の分を終わって良いの?」「先に進んで良いの?」と戸惑われる方は多いです。
いいんです!と言ってあげたいですね!
いろんな考え方あると思いますけど、私は15分だから続いたんだと思うんですよね。 30分だったら続いてないかもわからないな。
コーヒー飲んで15分で読んだり音声を聞いたりして、5分でメールを打ったり、色々書いたりして。毎日20分くらいならできると思える。
なりたい自分に、毎日少しでも近づく
―井上さんは「洋書を読むこと」の優先順位を、どうしてそんなに高く設定できるんでしょうか?
ベトナムに居る時に思ったんですけど、特にコロナの時なんかは、1日24時間はあるけれど、できることが限られている。外にも出られない。家族と一緒にいたいけれども叶わないということがあった。
だけれども、すぐには達成できなくても、自分の能力を高めたいとか、家族を大切にしたいという価値に、日々近づいていくことはできると思うようになったんですよね。
英語なんかも、なりたい自分になろうとしている、っていう風に、自分にとっては非常に大事な時間なんですよね。だから続けられているんだと思います。
―洋書を読むことを「英語の勉強や読書の時間」というだけでなくて、「なりたい自分に近づいていく時間」として捉えていらっしゃるのですね。
「私にとっては英語の方がよく響くような気がします」
―ソフィーはどんな人におすすめだと思いますか?
英語を学ぶ人ももちろん良いと思うんですけども、 いつも何かを学びたいと思っている人、 自分を向上させたいと思っている人にとっては、ものすごく良いと思います。
なんかよくわからないけれど、同じようなことを日本語で読むのと、 英語でメッセージを貰うのと、私にとっては英語の方がよく響くような気がします。
独力よりきっと楽しい!
―最後に、これから入学する方へメッセージをお願いします。
そうですね、やってみるとね、新しい発見がいっぱいあると思うんですよ。 まずはいっぺん、本を開いてやってみたらどうですか。
ソフィーのステップのメソッドというのは、いつからいつまでと決まった期間で、本をどれくらい読むというだけではなく、良く考えられていて、 独力で英語の本を読むよりは、よっぽど理解が早いし、楽しく学べると思いますので… Let’s join!
―最後は英語ですね!ありがとうございました!
おわりに
井上さんのインタビューいかがでしたでしょうか。
楽しみながら洋書を読み、毎日少しずつ、なりたい自分に近づいていく。「洋書を読み、行動するって、そういうことなんだ」と、私も改めて強く気付かせて貰う機会となりました。
ソフィー・ジ・アカデミーでは、『学びは「個人」の中で起こるのではなく「関係」の中に起こる』と考えています。受講生同士や、受講生とスタッフのあいだの関係性を生み出すための瞬間を、たくさん設けています。
通信コースはひとりで洋書を読むコースですが、こうした関係性や仲間との繋がりを、自分のペースで楽しんでいけるというのも、ひとつの特徴です。
ソフィーで洋書の仲間と出会い、楽しみながら一緒に学んでいきましょう。