【受講生インタビュー】ソフィー歴6年!洋書を読んで起こった「行動・興味・マインドセット」の変化とは?

こんにちは、ソフィー・ジ・アカデミーの西です。こちらの記事では、ソフィーの受講を検討されている方へ向けて、実際に受講しているソフィー生の皆さんの声をお届けします。

写真左:笠原 敬男さん、ソフィー歴6年3か月、エンジニア(生産技術)

今回は通信コースの受講生の笠原 敬男さんにZoomでインタビューをしました。笠原さんは2018年に入学されてから、はじめの1年半ほど、通学コースとして恵比寿校に通ってソフィーを受講されていました。

その後は通信コースに切り替えて、現在は6年目に突入!Zoomで顔を合わせる際には、素敵な背景や秋田犬パペットを用意してくださるエンターテイナーな笠原さん。ソフィーを受講して実感している変化や、継続の秘訣をお聞きしました。

ソフィーとの出会い

―もう6年前になりますが…ソフィーに入ったきっかけは覚えていますか?

Facebookでソフィーの広告を見て、洋書が読めるということで、たしかに洋書が読めたらかっこいいだろうなと思ってました。背伸びして洋書を買ったことはあったんですが、積読になっていました。

また英会話だと相手が必要ですけど、洋書であれば、のちのちどこでも、自分で学ぶことができるなとも思いました。

―その頃、英語について何かお悩みがあったのでしょうか。

TOEICの点数が伸び悩んでいました。TOEICは2010年以来受けていなくて、だんだん受けることが怖くなっていたんですよね。

受講開始後、まずTOEICの点数に変化が

―ソフィーの受講を始めてから、英語についてはどのような変化を感じていますか?

TOEICで言うとリスニングの点数がまず上がりました。リスニングのPart3, Part4のセクションは問題文の先読みをするので、その部分を読むチカラが上がって、先読みが苦じゃなくなったんですよね。

ソフィーを受講する前は点数は660点くらいだったんですけど、ソフィーを受講してその後の最高記録は820点です。2018年のうちに740点くらいにはなっていました。(2018年3月にご入学)

英語を「学ぶ人」から「使う人」になった笠原さん

―TOEICの他にも、英語について感じている変化はありますか?

調べものするときも、英語で調べてみるようになりました。上手く言えないですけど日本語で読む場合と英語で読む場合は、表現の仕方とか感覚が違うと思うんですよね。

たとえば仕事で「心理的安全性」とかの言葉が出てきて、英語ではどう言うのか調べてみるようになりました。Wikipediaとかでも英語版の方が充実してたりしますよね。

―日常の中で英語を使うことが自然になっているのですね。洋書や英文を「読むこと」についての変化は感じていますか?

読む対象についての知識があるかどうかが大事、ということが分かるようになりました。

ソフィーに入る前までは、自分の英語が悪いんじゃないか、英語力が足りないから読めないんじゃないかと思っていたんですけど、実はそうとは言えないですよね。 日本語だったらなんでも分かるなんてこともないですし。

たとえば西さんが専門でもない半導体についての日本語の文書を、「送っておくので読んでおいてください!」なんて言われても困っちゃうじゃないですか(笑)

―日本語でも絶対にちんぷんかんぷんです(笑)

6年間で経験してきた多様な変化

—英語以外についても、なにか変化を感じていますか?

英語以外の変化としては、行動、興味、マインドセットの三つですね。

まずは行動が変わりました。フットワークが軽くなったんじゃないでしょうか。洋書を読んで、じゃあ何かやってみるかというのは、洋書を読んでいるそばから考えるようになりましたね。

あとは興味の幅が広がりました。たとえばソフィーに入るまでは、本の著者についてそこまで興味を持つことはなかった。

あと、他の受講生の方のアイディアが面白いと思って。スクーリング*で、他の方が読んでいる洋書の話を聞いて、それ面白そう、調べてみよう、など行動するようになりました。

極端に言うと、自分が読んでいる洋書からは「今日はピンとくるものが無かったな」と思っても、他の人からアイディアを貰ったからそれでいいかと思えています。

*スクーリングは、通信コースの受講生が通学コースの「クラス」に単発で参加できる制度です。

「読んで終わり」にしない

―マインドセットの変化というのは?

マインドセットというのは、だいたい今まで本はどうしても「読んで終わり」になっていたんですけど、ビジネス本であればそれを読むことで、何か活かしたいと思うので、行動のヒントを得るのがゴールだと思うようになりました。小さい行動でもやってみましょうというのは大切ですね。

どうしても本を読むというと、一冊読み切らないといけないと思いがちですが、その本の解説をすることを目指しているわけではないんですよね。そのあたりのマインドセットも変わっていると思います。

“The Extended Mind”(学習環境学)を読んで、自然に触れることの大切さを学び、片道約2時間の新宿御苑に、読書のために出かけられた笠原さんによる一枚。フットワークが軽いです!

本との「向き合い方」が変わった一冊

―これまででなんと24冊読破ですね。一番印象に残っている洋書はどれでしょうか?

一番と聞かれると難しいですが…自分の中で、本の読み方、本との向き合い方、アウトプットを変えるきっかけになったという意味では、”The Culture Map”ですかね。

異文化コミュニケーションについての洋書ですね。

最初の1カ月は選んだことを後悔しました。これはわからないと思って(笑)

なんでかは分からないけれど内容が入ってこなかった。で、なにを行動しよう?と思っていました。 事例が豊富な本なので、読みこむのに時間が掛かったというのもあって、うーんどうしようと思っていたんですけど。

なにを思ったか、「コミュニケーションに関わるこの要素とこの要素は相関があるのか?」と、エンジニア的な発想になってきて、本の内容をExcelにまとめるということをやってみました。

―アウトプットのアイディアが凄いですね!

“The Culture Map”の内容を数値化して、Excelでまとめ直したお手製の分析表。

なにかひとつ、行動できれば大丈夫。

―受講するなかでのつまずきはありましたか?

洋書の内容によっては、英語のせいなのか、自分の興味によるものなのか、読み進められない時ってあったりします。そういう時にどうするかというと、行動を一個見つければいいのではと。

内容が全部は分からなくても、とりあえず「これやろう!」となにか決める。(ソフィーの教材に沿って進めていくと)毎月3回、行動を決めて、一年で36個も行動できたら、それは最高じゃないですかね。と、自分に対して言い聞かせています。

あとは毎月の振り返りシートも、無理に全部空白を埋める必要はないよと思っています。埋めることが目的ではないはずで、振り返って身になるようにすることが目的だと思うので。

―まず動いてみる、小さな行動をしてみる。大切ですね!その他にもつまずきを乗り越えるための秘訣はあるでしょうか。

あと、スクーリングを上手く利用するということですね。自分一人で黙々とやっていて上手くいかない時などは、やはりスクーリングなどで人に話してみる。人に話す前提で本を読むことになるので、その時点で少し違うことをやっていると思います。

他の人の話を聞いていて、自分ではちょっと思いつかない考え方が得られたり、刺激になる。

人や本との出会いを楽しみたい方へ

―ソフィーはどんな人におすすめだと思いますか?

そうですね…まずは本を読むのが好きな人、本を読んでアウトプットをしたい人はぜひやってみて欲しいです。

なかなか普通に読んでいるだけだと、読んで満足してそれで終わりになりがちだと思うので、そこから脱却したいという方はソフィーでやってみたら良いと思います。

あとはいろんな人や本との出会いを楽しみたい方にも良いと思います。

誰かの助けを借りればいい

―最後に、これから入学する方へメッセージをお願いします。

読めるだろうかと不安があると思いますけど、仕組みがしっかりしてるし、音声*もあるし、洋書の内容を全部理解する必要はないので、大丈夫ですよと伝えたいです。
*洋書1冊ずつに、日本語で本の概要を解説した音声教材が付いています。

効果ありますか?という問いに対しては、それは「行動」次第だと思います。行動が思いつかないときは、ソフィーの中の、他の人の助けを借りればいいと思います。

おわりに

笠原さんのインタビューいかがでしたでしょうか。

このインタビューに向けても、ご自身の変化についてマインドマップを描いて準備してくださったという笠原さん。いつでも「行動すること」を意識されて、常に新しいアウトプットの方法を作り出していらっしゃいます。6年間の軌跡はこのインタビューだけではとても語り尽くせませんが、笠原さんらしい言葉で、学びへの想いを語っていただきました。

ソフィーの学びのサイクルには、洋書を読むだけでなく、「行動すること」が組み込まれています。

洋書を読み、楽しみながら小さな行動を積み重ねて、自分を磨いていく。そんな変化をぜひソフィーで体験してください。

 

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