ソフィー講師たちが選ぶベスト洋書はこれだ!

現在100種類以上あるソフィー・ジ・アカデミーの洋書テキストたち。それぞれ素晴らしい本ですが、好みは人それぞれ。そこで今回はソフィーの講師たちにそれぞれが選ぶソフィーのベスト洋書テキストを1冊選んでもらいました!

佐藤直樹講師が選んだテキスト:“Decisive

“Decisive”は「よりよい決断をするための本」ですが、この本を読むと「決断力」もつくのです。題名が “Decision Making” ではなく、“Decisive”になっているのがその証拠。著者たちは、「4人の悪党」(よりよい決断を阻害する4つの要因)を挙げ、豊富な実例を織り込みながら、彼らを打倒するための周到な作戦を練り上げて います。この本をマジメに読んでも読まなくてもどちらでもいいのですが、とにかく読んでみてください。そうすると、今まで「無意識に決断」していた自分がいつの間にか「意識的に決断」している 自分に変化していることに気付くはずです。それだけで本当は十分なのですが、本音を言うと、この本を読んだ後に「恐れ」や「既成概念」や「習慣」や「制限された信念」などによる決断ではなく、 「無限の思考」による心の底からの自分らしい「自由」な決断をするようになったあなたに会ってみたいのです。最後に一言・・・実は私は「どんな決断をしても、それはベストな決断である」ことを知っています。

沢慶司講師が選んだテキスト:“How to Win Friends and Influence People

約80年前に、デール・カーネギーよって書かれたこの本は自己啓発本の原点と言われています(日本語タイトルは「人を動かす」)。古くはレーガン大統領がゴルバチョフ書記長に薦めたり、最近ではHey! Say! JUMPの伊野尾くんが課題図書に指定したり発売以来世界中の人々に影響を与えてきました。例えば「何故あの人はみんなに好かれるのだろう?」「何故みんなわかってくれないのだろう?」と思ったことありませんか?そんな方にカーネギー先生がより良い人間関係を築くための大事な基本をわかりやすく教えてくれます(カーネギー先生の優しさが伝わってきます)。私の人生の教科書といっても過言ではありません。キーワードを今風に言うと「君の名は。」かな(笑)

永井堂元講師が選んだテキスト: “Awaken the Giant Within

これからの人生でよりよい成果を出したい人、洋書を読んだ達成感を得たい人、アンソニー・ロビンズのメソッドに触れたい人におすすめします。多くの有名人やセレブを顧客に持ち、世界No.1コーチといわれるアンソニー・ロビンズの集大成にして代表作です。自分とのコミニュケーションの取り方、決断の仕方、自分を鼓舞してくれることばや身体の使い方など内容は多岐にわたります。日本語訳も出ていますが、実は原書から部分的にカットされています。600ページを超える大著。それだけに読了後の達成感や充実感は、抜群です!

生田早智江講師が選んだテキスト: “Mindset

アメリカにて長年心理学の研究をしてきた大学教授による著書、”Mindset”をおすすめします。たくさんの事例を用いながら、自分たちが持ち得る二つマインドセット「こちこちマインドセット」と「しなやかマインドセット」についての説明があります。目の前に起こる事実は一つ。ただそれをどのような心のメガネ(マインドセット)で見るのかは自分次第であり、その見方によっては自分を苦しませる場合もあれば、楽にさせてくれる場合もある。人はなかなか一度かけたメガネを手放せない、つまり一度培った信念からは離れられません。しかし、もしそれが「信念」ではなく、自分の行動・成長を制限する「固定概念」だっだとしたら?この本を読んでいると、そんな問いが要所要所で喚起されます。私自身、30代後半になってその「固定概念」を発見する経験をしたことがあります。そして非常に勇気は要りましたが、あらためて今までかけていたメガネを外して新しいメガネにしたら、とても物事がクリアに見られるようになったと同時にそれまでよりさらに自然体で生きられるようになりました。これは、まさにこの本で書いてある「しなやかマインドセット」を手に入れた体験でした。もっと楽に生きたいと思っている人、一歩前へ踏み出したいけれど二の足を踏んでいる人におすすめの一冊です。

高橋郭宣講師が選んだテキスト: ”The Power of Less

マイベストは”The Power of Less”です。 ソフィーテキスト中で定番中の定番ですね。まず手にとって白地の表紙に、青いフォントのLESSの文字が強烈な印象です。読みやすい、読んで実際にLESSするプラクティスをどんどんしてみたくなります。この本の1番のポイントはIntroduction、”情報を消化ホースから止めどなく飲まされるような、ストレスフルな時代に生きている我々…” そして著書は、そんな時代でもエンジョイできる生き方を提案してくれます!本の初っぱなからストレートに表現してくれていて、まどろっこしくない、そして何か自分が忙しいなぁと思った時に、また繰り返して読んで、気づきを与えてくれるのがいいです。忙しさを改善したい人、自分の価値観を見つけたい人、三日坊主を辞めたい人に是非お薦めしたいですね。七つの習慣の第二、第三の習慣を一緒に読むと、相乗効果がでます!

宮田里枝子講師が選んだテキスト: “Show Your Work!

”Show Your Work!”は「自分の内に秘められたクリエイティビティを発見したい人」に読んでもらいたい本です。この本はアーティストや何かを表現する人に向けて書かれた本ですが、それだけでなく「人間は皆生まれながらにアーティストである」ことを実感させられる本でもあります。この本のステップをもとに、自分が知っていることを周りの人に伝えていく行動を起こせば、その力が引き起こす良い影響の大きさにきっと驚くはずです。内容は全10章に分かれており、各章タイトルと内容がシンプルで読みやすいです。私は、第2章「THINK PROCESS, NOT PRODUCT.」という言葉にヒントをもらって行動し、予想しなかった結果を手に入れることができました。

野村ひとみ講師が選んだテキスト: “One

“One”は、「さぁ、これから!」という方におすすめの本です。一人で立ち向かう、1からスタートする、力強くも弱くも感じられるこの言葉に、皆さんはどんな印象を受けるでしょうか。シンプルだけど自分のコアを確認するような質問、色やイラストなど五感で感じられるエールがいっぱい詰まったこの本は、新年のはじまりや大事な方へのギフトにもぴったりです。私はいつも選択に迷ったとき、この本の中にある ”The purpose of life is to discover your gift. The meaning of life is to give your gift away.” という言葉を思い出して行動を決めています。たとえ、選択の際に諦めるものがあっても、この言葉のおかげで納得して捨て去ることができるようになりました。

山田智弘講師が選んだテキスト: ”Write It Down, Make It Happen

達成したい目標がある人・本を読んでどうやって行動したらいいかわからない人におすすめします!目標がなかなか決まらない、決まっていても達成されないことってありませんか。この本は目標を書き出して達成していこうという本です。一言で言ってしまえばただそれだけなのですが、書き出すことによって自分と約束して、どういう心持でいるかというのが学べるのがこの本だと思います。私自身、高校3年の時にこの本を読んで進路決定に役立てました。当時、私の英語の成績では留学は無理だろうと思われていましたが、書きだしたことによって達成することができました。英語の成績が悪かった当時の私でも読めたのは、たくさんの実例とステップがわかりやすかったからです。各チャプターの最後には著者からの行動アドバイスがありますので通学クラスの最後に決める行動も決めやすいです。

内山果歩講師が選んだテキスト: “Brain Rules

“Brain Rules”は「学習や仕事を効率的に進められていない」と感じている人におすすめです。12個の身近なテーマに分けて、脳の仕組みと活かし方を紹介しています。意識せずに行っていた仕事や学習の進め方が、脳にとってはどういう影響があったのか。五感がどのように結びついていて、どのように活かすことができるのか。面白い実験を参考に生活にひと工夫を加えることで、日々の「いい感じ」を手にすることができます。私自身、日常のちょっとした作業で行き詰まったときに、この本を思い出して気分転換をするようにしています。脳の仕組みを使って楽しく効率化をしたいなら、おすすめの一冊です!

まとめ

以上、講師たちが選んだソフィーベスト洋書を紹介しました。偶然にも、10人の講師がすべて違う洋書テキストを選ぶ、というブログ記事編集上とても好ましい結果になりました。ぜひ洋書選びの参考にしてみてください!

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