ソフィー・ジ・アカデミー長岡校では去る6月21日(日)に「右脳を鍛えるトレーニングワークショップ」を開催いたしました。今回はそのワークショップの様子をここでレポートいたします。
【開催の経緯】”Mindset”で紹介されている「右脳を活性化させるワークショップ」がきっかけ
ソフィーの新洋書テキストとして加わった”Mindset”という本の中に、ベティ・エドワーズという方が教えている「右脳を使って絵を描くスキルをあっと言う間に上達させるワークショップ」というものが紹介されています。
このワークショップではもともと絵心がまったくないような人たちに、右脳をより活用して絵を描くようにトレーニングしていくのですが、それによって数日のトレーニングだけでプロ顔負けの絵が描けるようになるそうです。”Mindset”の本文中にはそのワークショップ参加者が描いた絵の「ビフォアー/アフター」も紹介されていて、確かにそれを見るとそのワークショップはかなりの効果があるのかもしれない、と誰もが驚かされてしまいます。
右脳を上手に使えば英語学習は加速できる
これは基本的には「絵なんか描けない」と思い込んでいる左脳の働きを抑えて、右脳を活性化させることで誰もが持っている能力を引き出していく、という手法。そして実はこれは「英語ができるようになる」ためにソフィーが行っている手法とかなりの共通点があります。つまり「英語なんてできない」と思い込んでいる左脳の働きを抑えて、右脳を活性化させることで英語ができるようにしていく、ということがソフィーでの大きな取り組みのうちの1つなのです。
ソフィー長岡校の宮田講師はプロのデザイナーでもあり、このベティ・エドワーズが教えているようなワークを自分がデザイン学校に通っていた頃に受けたことがある、ということだったので、じゃあそのワークをソフィーの生徒たちに体験してもらおう、ということになりました。それを体験してもらうことでより右脳が使いやすくなり、英語の上達にも良い影響があるのでは、と考えたのです。
【ワークショップの内容】プロのデザイナーによる右脳で描くエクササイズを体験
ワークショップは宮田が講師を務め、まずはじめに左脳と右脳の働きに関する最新の研究からわかってきていることを簡単に説明しました。そして今回のワークショップでそれぞれの脳みその中に何を起こそうとしているのか、をイメージしてもらいました。
用意された透明なフレームを使って見たものを見たままに写し取っていくワークや、絵を逆さまに見て書き写していくワークなどが行われました。
たとえばこの透明ボードは、ボードの向こう側に左手を置き、見えるそのままを右手で写し取っていく、というエクササイズで使いました。ふだん私たち大人は見たものを左脳で一旦解釈して、それから描くということを行っています。そこで直接見たままを写しとるようにすると、左脳の働きどころがないため、右脳で描けるようになります。これを行うと絵心がない人でも、いきなり写実的な絵を描けるようになります。
参加者の多くは最初かなりの戸惑いを感じたようですが、それは決して気持ちの悪いタイプの戸惑いではなく、むしろ心地よい意味での戸惑いだったようです。そしてその戸惑いは2時間の間に達成感へと変わっていきました。
ふだん左脳優勢で生活しているのに、2時間で右脳優勢に移行していくため、少しフワーッとした感じになったりする人もいるようです。
短い時間でしたが、参加者の満足度は高かったようです。私たち主催者側も、いつものソフィーのイベントとは違った新しい驚きを生徒たちに感じてもらうことができた、という感じがありました。
【参加した方たちの声】
参加者の声の一部を紹介します。
普段使っていない脳がフル回転 Y.M.さん
短い時間のワークでも気持ちがゆったりしてリラックスできた M.A.さん
誰も教えてくれないデザインのテクニックを教えてもらえるのが魅力 T.A.さん
アイデアや新しい発想を得るのに効果的 S.W.さん
トレーニングが刺激的で脳が一皮むけた感じ D.K.さん
以上のようになかなか好評でした。
現在、このワークショップをシリーズ化して開催していくことも検討中です。継続して開催していく中で英語能力の向上スピードもアップできるかどうか検証も進めていきたい、とも考え中。もちろん長岡校だけでなく恵比寿校での開催も検討しています。次回開催が決まりましたら、ホームページなどでお知らせいたします。お楽しみに。