行動レポート発表会2018 (一般公開)

ソフィー・ジ・アカデミーでは単に洋書を読んで終わるのではなく、「洋書から学んだことを行動に移す」ということをとても重要であると考えています。生徒たちにこの「洋書から学んだことを行動に移す」ことを促進するために行動レポート発表会を開催し、希望者からレポートを提出してもらいました。読んでいろいろと参考にしてみてください!


  1.  白井 清美さん@長岡校/洋書名:”Awaken the Giant Within”
  2.  菅野 健一さん@恵比寿校/洋書名:”Designing Your Life”
  3.  森本 雅彦さん@長岡校/洋書名:”Designing Your Life”
  4.  小坂 智恵子さん@長岡校/洋書名:”The Artist’s Way”
  5.  中村 浩司さん@通信コース/洋書名:”Think Smarter”
  6.  石川 初美さん@恵比寿校/洋書名:”Rejection Proof”
  7.  田野 将尊さん@恵比寿校/洋書名:”8 Minute Meditation”
  8.  匿名希望さん@通信コース/洋書名:”The Power of Less”
  9.  匿名希望さん@通信コース/洋書名:”Designing Your Life”
  10.  yoyoさん@恵比寿校/洋書名:”Mini Habits”
  11.  S.I.さん@恵比寿校/洋書名:”The Power of Less”
  12.  ハコさん@通信コース/洋書名:”The Culture Map”
  13.  K.O.さん@通信コース/洋書名:”The 100-Year Life”
  14.  竹内こうじさん@通信コース/洋書名:”Justice”
  15.  にしあゆさん@恵比寿校/洋書名:”Rejection Proof”

 

awaken_the_Giant_within 「ある生徒の活躍の影には・・・」
by 白井清美さん@長岡校

洋書名:”Awaken the Giant Within”

Shirai_Kiyomi_1802

 

Designing Your Life「井戸は3つ持て」
by 菅野健一@恵比寿校

洋書名:”Designing Your Life”

Kanno_Kenichi_1802

 

Designing Your Life「Life Designを考える」
by 森本雅彦さん@長岡校

洋書名:”Designing Your Life”

Morimoto_Masahiko_1802

 

The Artist's Way「人生100年時代の第3期に向けて」
by 小坂智恵子さん@長岡校

洋書名:”The Artist’s Way”

・問題点

人生100年と考えると、2018年は私にとってちょうど「折り返し」の年です。これをきっかけに、働き方を変えたいと考え中です。25歳までは自分の基礎を作る期間、50歳までは自分を育てる・鍛える期間、では、50歳からは?これまで身につけた能力を社会へお返しする期間にしたいと考えています。では、どうやってお返しするのか?何をお返しできるのか?ゆっくりと考えてみたいと思い、この本を読むことにしました。

・洋書から得たヒント・アイデア

①80歳の私から、今の私へ手紙を書くワークをやってみたいきなり「80歳の私」を想像できなくて、今から5歳ずつ年を重ねて行って、80歳に到達して、それから今の私に宛てて手紙を書きました。これは、とってもおもしろくて楽しいワークでした。誰にも見せない「私宛の手紙」ですから、夢みたいなことを書いても恥ずかしくありません。そして、書いている内に「なんだか実現しそう」と思えてくるから不思議です。

②80歳の私が「あの時、やっておけば良かったのに・・・」とチョッピリ後悔していることをテーマに夢ノートを作ってみた簡単なテーマとして「キッチンをリホームしておけば良かった」 かなり大きいテーマとして「誰でもフラリと立ち寄れる、みんなの実家、みたいなフリースペースを運営したかった」久しぶりに、この時に作った夢ノートを見てみました。ワクワクして作った気持ちを思い出しました。

・結果・学び

今から5歳ずつ年を重ねていくことを想像して、その時に自分が「どこで」「誰と」「何を生業にして」生きていたいのか考えるのはおもしろかったです。こんな風に生きて80歳まで到達したら「なかなか楽しい人生だったねー」と思えそうだな、って嬉しくなりました。80歳の私が「あの時、やっておけば良かったのに・・・」と後悔せずに済むように、コツコツと人生の目標に近づいて行こうと思います。まずは、もう一度「今の気分」で夢ノートを作ってみます。

 

Think Smarter「”So What”で仕事がスピードup!」
by 中村浩司さん@通信コース

洋書名:”Think Smarter”

Nakamura Koji

 

Rejection Proof 「拒絶の壁をぶち壊せ!」
by 石川初美さん@恵比寿校

洋書名:”Rejection Proof”

・問題点

拒絶=自分の存在を否定されてるような気がして悲しい気持ちにさいなまれていました。拒絶される度に、勝手に自己完結して自分の価値を下げ続けていました。それが嫌で、拒絶されないように、安全パイを取りながら過ごす癖がついていました。同時に、拒絶された時の恥ずかしさも感じていました。人生後半、拒絶を体験するたびに、こういう思いを感じるのはできるだけ避けたい。でも。。。。どうやって?

・洋書から得たヒント・アイデア

著者は、ならば100日間拒絶されるであろう「お願い」をして、免疫力をつけて、そこから気づきや、ステージアップ、解決法を学んでいっていました。私は、この本を読んで、あえて荒療治して問題解決、克服していく姿に勇気を貰い、私も何か拒絶されるであろう「お願い」をしてみようと思い立ちました。実際、やってみたことを紹介します。 マックでシステム障害のお詫びとしてポテトの無料券を頂いたのですが、私は、マックではコーヒーしか飲まないので、折角もらっても使えない(泣) そうだ!!この券を、拒絶される覚悟で、コーヒーに変えてもらえないか「お願い」してみようと思った。ドキドキしながら、列に並びながら、どう交渉しようか色々考えたが、まずは、シンプルに一回目の交渉は、説明と理由だけ言ってコーヒーに変えて下さいとお願いしてみた。すると、お店のルールなのでできませんと断られてしまった。断られないとどこか心のなかで思っていた。コーヒーよりポテトのほうが安いので、お店側としては、損はないから!!でも、断られた。恥ずかしさと、後悔の気持ちが起こった。でも、ここで終わらないのが今までの私と違う!!2回目、お店と、時間帯を変えて、笑顔で再チャレンジ。すると!!なんと、「YES」の返事を貰えた。嬉しくて、その日は、ハッピーな一日を過ごした。自信がついた私は、もう一枚同じ券があるので、、他のお店で再びチャレンジしてみようと気持ちが起こった。この日が、有効期限日。最後のチャンス。結果は。。。「NO」失敗に終わった。でも、気分は上場。著者の気持ちが分かったような気がした。もったいないので誰か使ってくれそうな人にあげようと、新たな「断られるかもしれないミッション」を決行。周りを見渡して、貰ってくれそうな人を探したが、声を掛ける勇気が出ず、そのままお店を出てしまった。後悔。。。。

・結果・学び

実際、行動を起こしてみて、一回目の失敗の時に、今までの自分だったら再チャレンジはなかった。今回、この本に勇気を貰っていたので、再チャレンジする勇気がでた。そして!! 「YES」を貰えた。3回目は失敗に終わったが、ネガティブ感情は生まれなかった。更なる新たな次のミッション「他の人にあげる」を諦めた事は、後悔。以前の私が出てしまった。でも!!今回のミッションは楽しかったです。得た事が沢山あった。自分でもよくやったと褒めてあげたいくらい(笑)この経験から、次にお詫びでポテトの無料券を貰うことがあったら、この時点で、「コーヒー券に変える事はできますか?」と「断られるかもしれないお願い」してみようと思った。もう一つ、「NO」と言われても、著者のように『WHY』と聞いて、そこから、YESに発展させる事を学んだことは良かった。

 

8 Minute Meditation 「心をリセットする簡単な方法」
by 田野将尊さん@恵比寿校

洋書名:”8 Minute Meditation”

・問題点

毎日の生活、その日の仕事ややらなければならないことばかりで疲れてしまう。仕事や人間関係への不満、現状や将来に対する不安など様々なネガティブ要素があり、生活に自由が無いように感じてしまう。考えなければならないことは多いのに、考えるための時間的・気分的余裕が無い。「気持ちが疲れているな…」と感じながらも、気分転換のために出かける余裕も無いし、リラクゼーション法を行うのも気が乗らない。そんな時、ふと目に留まったこの本、武道を習っていたため「瞑想」の重要性や効果は知っていた。気持ちの整理やリラクゼーションに役立てば…と読み始めた。

・洋書から得たヒント・アイデア・行動

本の概要は、瞑想を1日1回8分間、毎週異なった方法で身に付けていくための8週間の瞑想プログラムの紹介と実践内容である。著者の瞑想体験も踏まえて紹介されており、「瞑想」という固いイメージを払拭してくれる。 読んだ中で私が好きな瞑想方法は“NAKED SOUND”という方法である。人間は生きていると各感覚器から様々な刺激が入る。それに加え、思考によって様々なことを考え、それぞれの感覚や思考一つに集中することは少ない。“NAKED SOUND”という方法は、瞑想中に「音」だけに集中するという方法である。他の感覚器の情報や思考は捨て去り、今聴こえている「音」のみに集中し、その音を味わうという方法である。普段生活をしていると、実は様々な音を耳にしている。しかし、それらの音一つ一つを聴いたり、味わったりすることは少ない。その音を敢えて意識して聴き、それを味わうことを通して、リラックスすることが可能となる。この方法の応用編として“Just One Dish Meditation”という方法が紹介されている。これは、このテクニックを聴覚以外の他の感覚、すなわち視覚、触覚、味覚、嗅覚にも応用し、かつそれぞれを味わうという方法である。皿を洗う際に、流れる水の音、水の温度、スポンジの感触、皿から流れ落ちる水を見ること、洗剤の匂いなど、普段では何気ない身の回りの出来事に対して、一つ一つに集中することによって、普段とは違った感覚を得られ、気持ちの落ち着きを体験することが出来る。

・結果・学び

私は、通勤中の電車で時折“Meditation”を行っている。満員電車であったとしても、目を閉じ、何も考えず、聴こえてくる音に集中し、電車の揺れを味わう、このことによって、普段の何の変哲もない通勤電車が、様々な音色を奏でながら心地よい揺れを発生させてくれるリラクゼーションルームへと変貌する。心をリセットする方法は、実は日常生活の中にも沢山ある。気づいていない方法に気づくためのヒントを与えてくれる本である。

 

The Power of Less 「あらゆるものごとをシンプルに、楽しみながら、ゆっくりと。」
by 匿名希望さん@通信コース

洋書名:”The Power of Less”

・問題点

ワーキングマザー、子供2人、往復 3 時間以上の通勤時間。 仕事、家事、育児に日々追われて余裕がない毎日。 時間があったとしても中々モチベーションが持てず、自分の時間もあまり有意 義に過ごせずいました。

・洋書から得たヒント・アイデア

・Start small 以前は、運動でも、家事でも、できる時に集中して頑張るものの、継続しません でした。少しずつ始めて、時間内にできることを増やして行きました。

・Exercise: Start with five to ten minutes a day ストレッチを 5 分、ジョギングを 5 分、筋トレマシンを 5 分から始め、無理し ない範囲でジムに通いました。

・Simple task 1日に多くのことをやり過ぎず、一つ一つのタスクに集中しました。

・Decluttering Your Work Space 元の場所にすぐ戻すこと、テーブルはいつも綺麗にしておくことを意識しまし た。

・Slow down 家事や一つ一つの仕事を丁寧に行うようにしました。 朝の電車を遅らせて、子供達と一緒に朝ごはんを食べる時間を増やしました。

・結果・学び

小さく始め、ゆっくり行うことで、掃除、洗濯、食器洗いなどの家事が以前より も気持ちよく、当たり前のようにできるようになってきました。 以前は5分でも早く会社に行かなければと毎朝バタバタとしていましたが、 子供たちと過ごす時間を大切にする事で、話をする時間も増えました。 また、朝食作りも楽しくなりました。 週末のジム通いが習慣になり、以前より疲れにくく、健康になりました。 少しずつ様々な本を読み進め、本から学ぶことが習慣になりました。 物事を長期的に捉え、計画的に考えるようになり、 日々の仕事に集中することができるようになりました。

 

Designing Your Life 「Designing Your Life」
by 匿名希望さん@通信コース

洋書名:”Designing Your Life”

・問題点

朝、通勤のバスが身動きできないほどに混んでいてストレスに感じていたこと。

・洋書から得たヒント・アイデア

この本は、「デザイナー の人たちが実際に製品を生み出す時にどんな考え方のもとで仕事をしているかを紹介し、その考え方を人生のデザインにも応用することを勧めています。 デザイナーは、問題を歓迎し(多くの製品は、足りないことや困っていることを解決するために作られる)、チームで仕事をし、とにかくどんどん試作品を作り、改良しながら完成させていくのだそうです。 私はこの、とりあえず試すというところに共感し、朝の行動や通勤時間のパターンを考えて、試してみました。

・結果・学び

まだ試行錯誤の段階ですが、生活パターンを考えているとさまざまな可能性に気づきました。 この時間に起きれば空いているバスで快適に通勤できるし、時間に余裕がある分、勉強もできそう、カフェにも行けそうなどなど。 問題は嫌なものでしかないと思っていましたが、「デザイナー の考え方で見てみると新たな可能性やもっとよくなるという希望などにもつながっているようでした。 物事に対して最初から完璧を目指さなくてもよく、まずは試してみる、そこから考えるという気軽さを学びました。

 

Mini Habits 「じわじわミニハビッター挑戦中」
by yoyoさん@恵比寿校

洋書名:”Mini Habits”

Nakamura Koji

 

The Power of Less 「身についていて 忘れていたこと」
by S.I.さん@恵比寿校

洋書名:”The Power of Less”

Nakamura Koji

 

Think Smarter 「「リスペクト」がコミュニケーションのカギ」
by ハコさん@通信コース

洋書名:”The Culture Map”

Nakamura Koji

 

Think Smarter 「60才からどのように生きるか」
by K.O.さん@通信コース

洋書名:”The 100-Year Life”

Nakamura Koji

 

Justice 「書店でJUSTICEを見つけたら嬉しいの巻」
by 竹内こうじさん@通信コース

洋書名:”Justice”

・感想

紙の本が売れない時代のようだ。全国出版協会が発表した出版市場調査によれば、2017年の紙の出版物の推定販売金額は前年比6.9%減の1兆3,701億円で13年連続のマイナスとなったという。 それに伴って書店の様相にも変化が起きている。ひと昔前は難解な専門書や全集が充実していたのに、今ではライトノベルやコミックスの占有面積が拡大し、専門書コーナーは片隅に追いやられ風前の灯火となっている。市内にある大型書店を訪ねる度、店内ラインナップに胸が痛む。自己啓発的なハウツー本がきらびやかなタイトルの表紙とともに平積みされ、食傷気味になる。 書店に立ち寄って店内を巡っても、胸がときめく一冊に出会うことが以前ほどなくなってきた。そのため時間を見つけては大学図書館を逍遙し気に入った本をアマゾンで注文している。アマゾンは便利なものの、書店で一目惚れした一冊を片手にワクワクしながら家路につく感動を味わうことがでない。このような時代の変化は果たして望ましいのか。 そんな悶々とした思いを抱えながら読んだのがサンデルのJUSTICEである。ちょうど白熱教室がNHKで再放送されていた時に大学生だった私は本書の翻訳版である「これから『正義』の話をしよう」を読んだ。今回、改めて原著を読むと優れた構成の本であると感じた。各章のテーマとなる主義主張に対し、現代アメリカ社会の倫理的問題を具体的に紹介しながら解説しているので、読み物として面白く通読できる一冊だった。サンデルのJUSTICEを読んだことで日常における違和感へ敏感になった。功利主義的に考えれば妥当かもしれないけれど、コミュニタリアンからは非難されるだろうし、など問題に対して多様な観点から考える手がかりを本書は与えてくれたと思う。 では冒頭の書店の問題について白熱教室風に再考しよう。雑誌やコミックスは低俗で、古典や専門書は高尚であるという決め付けが私の内にあるのかもしれない。低俗な書物ばかりが充実する書店は望ましくない。私の理想とする書店像はいささか不寛容であろうか。 快楽に質的な違いがあると主張するJ.Sミルによれば、精神的な緊張を強いられる余暇活動こそが長く深い幸福を達成できるという。ミルは人間には質の違いを認識できる能力があり「ある種の快楽は他の快楽よりも望ましい」と判断できると説く。例えば、シンプソンズよりもシェークスピアの方が質の高い作品であると大多数が認めるのは、400年以上も読み継がれてきたシェークスピアは時代を超え支持されてきたからだろう。 アリストテレスだったら目的論的な論法をとる。事物の本質とは何かを定義した上で、その本質に従い適切な役割を果たすことが社会に望まれるとする。先の例では書店の目的とは何かが焦点となってくる。書店は必要な情報を提供する媒体だと仮定しよう。書店に置かれたmangaはクールな日本文化でありデザインの時代と言われる現代において創造活動に多大な貢献をするかもしれない。あるいは先行きが不透明で不安を覚える人々につかの間、想像の世界によって現実を忘れさせ癒しを与える効果があるかもしれない。書店の提供する情報は人々の欲望を満たし活力を与えていれば、書店はその役割を果たしているといえよう。 経済学的に考えてみればどうだろう。ただでさえ本の売上げが減少している中で需要がある商品の種類を増やすのは自然な販売活動である。専門書よりもコミックスを求める消費者が多いから書店はそれに応じているだけである。需要があるとは市場において商品に対する人々の評価の高さを反映している。したがって、ある特定の商品を吟味することなく、自らの愛好するものが絶対に優れているという判断は誤謬を犯しかねない。すなわち市場において他者の承認する価値を決して認めない姿勢をとるのだ。まるで幕末、先進的な洋学が日本に入りつつあったのに全く見向きもしなかった漢学者のようなものである。自ら信奉する基盤にすがりつくあまり新奇的なものを取り込まないのは進歩がない。 以上のように考えてみると了見が狭いのは私の方なのだろうか。皆様も考えてみて頂きたい。これからも違和感を大切にし、自分とは異質な存在を理解するための言葉を大切にしていきたい。そして他者と対話し自分の言葉で記述することで少しでも他者を受容しよう。

 

Rejection Proof 「何かを始めたいけど自信がない、または行動の一歩を踏み出す勇気が欲しい人におすすめの本です」
by にしあゆさん@恵比寿校

洋書名:”Rejection Proof”

・問題点

人から拒絶される恐怖心を克服するにはどうしたら良いのか?見ず知らずの人に 100 日間無茶なお願いをして 断られ続けたら克服出来るはず!と考えついた著者は実際に行動を起こします。拒絶の恐怖は多かれ少なかれみ んな持っているものだと思います。私の場合、人からどう思われるかが気になって言いたいことがハッキリ言え ない、何かやってみたくても自信がなくて行動に移せない、あるいは自信のなさから自分の行動にリミットをか けている部分があると思います。この本から何かヒントを得たくて読むことにしました。

・洋書から得たヒント・アイデア・行動

本と同時進行で著者の 100days Rejection の動画を全て視聴しました。ある時は路上でいきなりスピーチを始め て、またある時はレストランで自分の誕生日ではないけど Happy Birthday ソングを歌って欲しいとお店の人に お願いしたり、いきなり知らない人に話しかけて僕のルックスを評価して下さいと頼んだり、かなりクレイジー なリクエストが多かったですが、著者の面白いアイデアと行動力にはとても感心させられました。その中でも特 に印象に残ったのが、あるインタビュー動画での会話の1つです。 ”If you don’t ask(or do), you already make rejection by yourself without involving anyone.” 拒絶を恐れて最初からやらないという選択は出来ても、それは自分自身を拒絶していることになる!という強い メッセージでした。何かを始める時に大切なのは好奇心(Human Curiosity)で興味を持ったらまず何でもトラ イしてみるべきだと著者は語っていました。実際に彼も 100days Rejection Journey の中で絶対に「No」と言わ れそうな無茶なリクエストに対して「Yes」をもらうなど数々のミラクルを起こしています。著者の行動から、た くさんの勇気をもらいました。失敗や拒絶が怖くて一歩が踏み出せない、そんな時はこの本の内容を思い出して 行動のきっかけにしようと思いました。 私は著者ほど壮大なスケールの行動には至っていませんが、以下2つの小さな行動をシェアしたいと思います。

①職場の先輩に頼みごとをしてみた

②約 4 年ぶりに TOEIC を受けてみた

・結果・学び

①自分が休みの日に1つ思い出したことがあり、代わりにお願いしたかったけど頼みづらくて連絡するのを迷っ ていました。Rejection Proof で学んだことを思い出し、勇気を出してメールを送りました。なかなか返信が来ず、 拒絶されたかもと少し落ち込みましたが、たまたま先輩もその日お休みされて連絡が遅くなっただけのようで実 際は Rejection ではありませんでした。「その仕事は休み明けで大丈夫」だと言ってもらえただけでなく、「良い 週末をお過ごし下さい」とお互いに言葉を交わして気持ちの良いやりとりが出来ました。連絡しなければモヤモ ヤした気持ちのまま週末を過ごすことになっていたかもしれないので、聞いてみて本当に良かったです。

②TOEIC はトラウマでした。最後にテストを受けた時、回答マークの位置を間違えて途中で気付いてあせって 大変なことになりとても悪い点を取った経験があるからです。それからしばらく英語からも離れていたので今更 自分の点数を見るのも怖いと思っていました。これも自分自身への Rejection では?と気付き、怖いものも見た さ半分とソフィーの洋書で英語に触れる機会も増えてきたので実力試しに久々にテストを受けました。嬉しいこ とに過去最高点を取ることが出来ました。目標の点数にはまだ追いついていませんが、エンジンがかかりまた次 回のテストも申し込みました。頑張ります!!

 


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