クリエイティブな組織を育てる方法「ピクサー組織論」
Textbook: “Creativity, Inc.” by Ed Catmull
テキスト代:3,000円(税込 3,300円)
【問題点】 クリエイティブな仕事を組織で行っていく必要に迫られている
今の世の中には問題が山積しています。そして同時にチャンスも無数に存在しています。山積する問題を解決し、無数のチャンスをものにしていくためには、クリエイティブな発想を出し、現実化させていくことが必要です。しかもそれを個人の中だけでなく、組織やチームとして行っていく必要があります。組織やチームでクリエイティブな発想や作業を行っていくことではじめて継続的に発想を出し続けていくことができるようになります。そしてクリエイティブな作業のひとつひとつを現場の担当者が理解して実行していくことができるようにもなります。 しかし、現実にそれを行っていくのは簡単ではありません。
どうすればクリエイティブな仕事を継続的に組織として行っていくことができるのでしょうか?どうすればクリエイティブな発想を尊重し、現実にしていけるようなチームを育てていくことができるのでしょうか?
【解決策】 ピクサーの成功事例から学ぶべし
継続的にクリエイティブなアイデアを現実化させていくことができる組織を育てたい、という方にぜひ読んで欲しいのが、ピクサーの創業者のひとりエド・キャットムルが書いた全米ベストセラー”Creativity, Inc.”です。ピクサーはご存知のように『トイ・ストーリー』などで有名になったデジタルアニメーションの制作会社。この会社のすごいところは、ひとつやふたつのヒット作で終わることなく、『バグズ・ライフ』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』『カーズ』と次から次へとヒット作を生み続けている会社です。 ひとつの作品が成功し、収益が増えスタッフも増えてくると、たいてい組織の中には「大企業病」にかかり、急激にクリエイティブな仕事がしにくくなっていくものです。しかし、ピクサーはエド・キャットムルらのリーダーシップのもと、噴出してくる問題点を順々に解決し組織が大きくなってからもクリエイティブでいつづけることに成功しています。
どうやって彼らはそれを成し遂げたのでしょう? そのノウハウを見事にまとめあげているのがこの”Creativity, Inc.”なのです。エド・キャットムルはピクサーの創業期からの歴史やピクサーの基礎を共に作り上げたスティーブ・ジョブスとの思い出をストーリーとして興味深く語りつつ、クリエイティブな組織を育てるためのコツをわかりやすく体系化しています。創造性を組織の中に育てることに実際に直接携わり成功を収めた人が、そのノウハウを惜しみなく公開しているタイプの本は、まだ他には存在していないのではないでしょうか。 Amazon.comでの読者レビューの数も非常に多くその評価も極めて高く、これをみるだけでもこの本の素晴らしさを推し量ることができるでしょう。 今回ソフィーではこの洋書をテキストとして使った「ピクサー組織論」を用意しました。この講座を受講することで、あなたのチームや組織や会社をよりクリエイティブなものに育てていくためのヒントがたくさん見つかるはずです。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- ピクサー誕生秘話
- スティーブ・ジョブズとピクサーの出会い秘話
- どうすればクリエイティブな発想を現実化できる組織を育てることができるのか?
- 良いアイデアを出し続けるために、良いアイデアそのものよりも大切なものは何か?
- クリエイティビティとビジネスのバランスをとるためにピクサーが作った「ブレイントラスト」とは?
- 作品をみんなでより良くしていくための「グッド・ノート」とは?
- 早く成功するための「正しい失敗のしかた」
- ピクサーの新人教育システム
- ピクサーがクリエイティブな組織を育てるために行っている「8つのメカニズム」とは?
- スタッフ全員でひとつの作品を作り上げるための「デイリーズ」とは?
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 経営者や起業家
- 組織の中にクリエイティビティをもっと育てたいと思っている方
- ピクサー映画が大好きな方
- 組織の問題解決力を高めたいと考えている方
- 新しい時代の組織づくりについて考えたいと思っている方
- 硬直化した組織に変革をもたらしたいと考えている方
- 本当に役立つ組織づくりのノウハウを学びたい方
参考英語レベル
必要な英語力の目安は、TOEICは750点以上。それ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受けることで”Creativity, Inc.” を読み進め、現実に落としこんでいくことができるようになっていきます。
受講することで期待できる変化
この講座を受講することで、クリエイティブな組織を育てるためのヒントがたくさん見つかるでしょう。そして自分のチームや組織に対してどのような取組みをすればよいのかが、かなり見えるようになってきているでしょう。それまでは「ピクサーのようなクリエイティブな組織をつくる」なんてことは全く可能なことだとは思えなかったのに、もしかしたらそういうことが自分にも可能なのかもしれない、という気持ちになれているかもしれません。
この講義を受講するには
「ピクサー組織論」は通学コース(長岡・恵比寿)、通信コースで受講可能です。
詳細は下記ページをご確認ください。