よりよく生きることを考える「タナトロジー*」(受講期間:2ヶ月)
*タナトロジー(thanatology): 死生観などを研究する分野
<通信コース:2024年12月、通学コース:2025年1月 から受講可>
“Tuesdays with Morrie” by Mitch Albom
テキスト代:2,700円(税込 2,970円)
人生で大切なことは何か、そしてそれはいつあなたの言葉や行動となるのか
他人を思いやろう、家族を大事にしよう、会いたい人に会いに行こう、感謝を伝えよう、生きることを楽しもう・・・。
こうしたことは、大切だとわかってはいても、時間ができたら、と思っているうちに何もしないまま、あっという間に月日が過ぎてしまったり、忙しさの中で、後回しにしてしまったりして、実際に行動できないでいることも多いでしょう。
私たちが大切だと思っていることは、どうしたら実現させていくことができるのでしょうか。
”Tuesdays with Morrie”を読むべし!
人生の意味を深く考え、行動していきたい人におすすめなのが、【タナトロジー】”Tuesdays with Morrie – An old man, a young man, and life’s greatest lesson” です。(邦訳:『モリー先生との火曜日』)
著書のミッチ・アルボムは、スポーツコラムニストとして成功し、忙しい日々を過ごしていました。
あるときミッチは、大学時代の恩師であるモリー・シュワルツが、テレビで特集されているのを偶然見かけます。
そして、先生が、筋肉が萎縮していく病気、ALSを患っていて、もう先が長くないことを知るのでした。
そのテレビ番組を見たミッチは、16年ぶりに飛行機で先生に会いに行き、そこからモリー先生との毎週火曜日の「授業」が始まります。
授業は、愛、仕事、コミュニティ、家族、老い、許し、そして死について。
誰もが大切にしたいと思っていることだけれど、あまりじっくりと向き合うことのないテーマでした。
死を前にし、日に日に体が動かなくなる中でも、最後まで生きることを楽しもうとするモリー先生から、ミッチは人生で大切なことを学び、考えていくようになります。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- よりよい人生を考えるための問い
- 今の文化が私たちに与えているもの
- 人生をユニークに見る方法
- 病気やつらい状況が教えてくれること
- 悲しみや痛みなどの感情との向き合い方
- 人に信頼してもらう方法
- 老いのとらえ方
- 欲しいものと必要なものの違い
- 自分の文化を作ること
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- よりよく生きることについてじっくりと考えてみたい人
- 家族や友人、周りの人たちと人生で大切なことを話し合ってみたい人
- 教育関係者
- 医療関係者
- 邦訳『モリー先生との火曜日』を読んで、原書でも読んでみたい人
- 人生をもっと充実させ、楽しみたい人
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC500点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。TOEICのスコアは相当していなくて、一人で学ぶのは難しいかもしれないけれど、ソフィーの講義、教材のサポートがあるからチャレンジしてみたいという場合も、もちろん受講可能です。
受講することで期待できる効果
この講座を受講した後では、モリー先生からの教えをもとに、あなたの人生にとって、より大切なことを優先させながら毎日を過ごしていくことができるようになるでしょう。また、仕事や学びについても、その意味や意義をより深く感じながら、充実させていくことができるでしょう。さらに、誰にでもおとずれる人生の終わりについても考えることで、家族や友人、周りの人たちともより深くつながることができたり、日々の時間も大切に過ごしていくことができるようになるでしょう。
参考
著者ミッチ・アルボムのスピーチ動画(12分51秒)