「世界中の人たちとコミュニケーションする力」を身につける! 「異文化コミュニケーション学」
Textbook: “The Culture Map” by Erin Meyer
テキスト代:3,300円(税込 3,630円)
【問題点】異文化コミュニケーションができる人材は、やっぱり少ない
急速に世界は小さくなってきています。インターネットはもはや日常にあって当たり前のモノになりました。技術革新により、交通網も年々便利になってきています。一方で日本の人口は減っていくのは間違いなく、経済規模も緩やかに縮小していくと予測されています。そんな中、日本企業が海外にチャンスを見いだそうとするのは非常に自然な流れです。
しかし、日本企業が海外に進出するのは決して簡単なことではありません。当然ですが、日本の習慣と外国の習慣はそれぞれに異なり、そのカルチャーギャップをまずは乗り越えないといけません。ところがそのギャップを乗り越えていく人材は圧倒的に不足しています。その原因の1つは語学力です。英語力や現地の言葉を覚えて使えて、ビジネス力もある日本人は決して多くありません。
ただ、原因は語学力だけではありません。小さな島国である日本人のほとんどは、異なる文化の中で育ってきた人を理解し、上手に協調的な関係を築いていく「異文化コミュニケーション力」も圧倒的に不足しています。育ってきた環境の中で異なる文化背景を持つ人と交流する機会がほとんどないので、そういう力を自然に身に付けることが難しいのです。日本企業の技術力はたいへん優れているにもかかわらず、AppleやGoogleのような世界規模の会社が育ちにくいのは、こういったことがネックになっているのかもしれません。
一方、国内に目を向けると、少子高齢化・労働人口減少に伴い、海外から労働者を受け入れることが近年ますます必要になってきています。コンビニ・ファミレス・大手スーパーなどではすでに、留学生も含めて海外からの労働者が非常に多くなっています。 また、これらの人々に家族がいる場合、学校などの教育現場でも、異なる文化背景をもつ子供たちを受け入れるケースがこれからも増えてくるでしょう。
では、このような社会の変化にみずから対応していくためにはどうしたらよいのでしょうか?どうしたら自分の中に「異文化コミュニケーション力」を育てることができるのでしょうか?あるいは、どのようにして自分の会社の中に「異文化コミュニケーション力」を持つ人材を育てていけるのでしょうか?
【解決策】「異文化コミュニケーション学」を受講すべし!
異なる文化的背景を持つ人たちと協力できる力を育てるためにぜひ受講してほしいのが、 「異文化コミュニケーション学」です。
私(ソフィー創業者・三浦哲)は1993~1996年にアメリカの大学に留学していましたが、その時の主専攻はコミュニケーション学でした。そしてその時に取った授業の1つに「異文化コミュニケーション学」というものがありました。その中ではその国の文化によって、時間の感覚や人との適切な距離感や笑顔の意味など、非言語の部分で様々な細かい認識の違いが存在しており、その非言語の違いを知ることが、異なる文化圏で育った人たちとの良いコミュニケーションを図る上では重要である、ということを学びました。
その授業で私は「アメリカは様々な人種が入り交じっている国だからこういう研究が発達しているんだな」と感じました。
ただ、これらの研究はかなり学術的な興味から研究されているものが当時はまだほとんどで、特にビジネスにおいて実践的なレベルまで落とし込まれている研究や書籍はしばらくありませんでした。
そんな中、ようやく2014年になって、自ら海外でビジネスをした経験を多く持つエリン・マイヤーがこれらの研究をビジネスに利用しやすい形にまとめ上げた“The Culture Map”が出版されました。このような内容の本の出版を待ち望んでいる人は多かったのでしょう。一躍ベストセラーになりました。Amazon.comでの読者レビューの多さとその評価の高さを見れば、その人気ぶりと内容の充実ぶりを伺い知ることができるでしょう。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- アメリカ人はなぜ「空気を読まない」のか?
- なぜ日本人は会議で発言をしないのか?
- なぜアメリカ人と日本人が一緒に仕事すると誤解が生まれがちなのか?
- 文化の差異を図示化した「カルチャーマップ」とは何か?
- 「カルチャーマップ」を上手に仕事に生かすには?
- 脳の吸収力を劇的にアップさせる「ジェネラティブ・ラーニング」とは?
- 異文化の人への説得の技術
- 多文化の職場環境の中でどのようなリーダーシップを取るべきか?
- 異文化の人と信頼関係を築くにはどうすればよいのか?
- 知らない相手と初めてコンタクトするときに使うべき”wasta”とは?
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 現在職場で他文化の背景で育った同僚や部下、上司などを持っている人
- 自分のクラスに外国人の子供を受け入れている先生、 あるいは外国人に日本語を教えている先生
- 将来海外で働いてみたいと考えている学生
- 国際交流に興味がある人
- 海外に駐在中の方、もしくは近い将来その予定がある人
- 海外に進出したけど苦戦している企業の経営者、現地事業担当者
- これから海外進出したいと考えている会社の経営者、起業家
- 現在海外の会社で働いている人
- 日本の外資系で働いている人、または将来日本の外資系で働きたいと思っている人
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC650点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。
受講することで期待できる効果
この講座を受講し終える3ヶ月後、あなたの異文化コミュニケーションに対する理解はぐっと深まっているでしょう。そしてそれにより多様な文化に対する興味や好奇心も格段に上がっているでしょう。 また、様々なバックグラウンドを持つ人たちとのコミュニケーション能力は一気にアップし、より自信を持って交渉や説得にあたれるようになっているでしょう。 もちろん英語力も着実にアップしているはずです。
この講義を受講するには
「異文化コミュニケーション学」は通学コース(長岡・恵比寿)、通信コース(正規・短期)で受講可能です。
詳細は下記ページをご確認ください。