経済について自分の言葉で語れるようになる「経済学103」
“Talking to My Daughter – A Brief History of Capitalism” by Yanis Varoufakis
テキスト代:1,700円(税込 1,870円)
経済ってどう勉強したらいいかわからない。
大人になって一度は勉強しようと思ったことがあるもの、のひとつに「経済」をあげる人は少なくないでしょう。社会人として、経済の基礎知識くらいは身につけておきたいですよね。
しかしいざ本を買って読んだりしてみても、数字とか用語とか、なんだかむずかしくて挫折してしまったり、ニュースなどでみる経済用語もぼんやりとした理解しかできていなかったり、そもそも、どこから勉強すればいいかわからず、手を付けてさえいないかもしれません。
「経済学103」を受講すべし!
経済の勉強を途中で挫折してしまった、また、勉強したいけど何から始めていいかわからない、という人にぜひ受講してほしいのが経済学103です。洋書テキストは”Talking to My Daughter – A Brief History of Capitalism“。ギリシャの元財務大臣で経済学者であるヤニス・バルファキスが、父親として自分の娘に語る経済のお話です。
バルファキスは「誰もが経済について意見や考えを持ち、それを表明できることがよい社会を作る必須条件である。」「私は素人だからと経済学者などの専門家に経済のことを任せてしまうことは、自分のことについて大切な判断を他人にゆだねることと同じだ。」と考えていて、敬遠されがちな経済学をわかりやすく伝えられないか、とこの本を書き上げました。
この本は、資本主義のことがらを中心に、経済の歴史をひもといていきながら、経済の本質が学べるようになっていて、経済の入門書として、学び直しや、学び始めにとてもおすすめです。
10代の自分の娘が理解しやすいよう工夫された様々なたとえ話がわかりやすく、つまりそういうことなのか!と腹落ちするところがいくつもあります。また、「どうして世の中にはお金持ちとそうでない人がいるのか」など世界に興味を持ち始めた子どもが持つような素朴な疑問について、ていねいに説明がされており、経済の専門家でない人でも、しっかり理解できるようになっています。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- 経済の歴史
- 経済の仕組み
- お金の歴史
- 「価値がある」とはどういうことか、またその種類
- 「資本主義」の仕組み
- 経済と仕事の関係
- 支配者たちが権力を維持してきた方法
- インフレ、デフレ、などよく聞く経済用語の意味
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 経済を勉強しようと思って挫折した人
- 経済の勉強をしたいけどどこから始めていいかわからない人
- まずは経済の基礎的な内容を学びたい人
- 学校の先生
- 中高生・大学生
- 中高生の子どもを持つ親
- 歴史好きな人
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC600点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。
受講することで期待できる効果
この講座の受講が終了する2ヶ月後には、経済に関する基礎知識が身につき、経済に関して自分なりの意見や考えを持つことができるようになるでしょう。そして、経済用語の意味も本質的に理解できるようになるので、自分の言葉で経済を語れるようになっていくでしょう。また、より広く大きな視点や今までと違った新しい視点を持って経済をはじめとする世の中のことがらを見ることができるようになるでしょう。
追伸
著者の”Talking to My Daughter”に関連したスピーチです。ビデオ自体は1時間くらいですが、スピーチは前半30分です。(後半は質疑応答)
Yanis Varoufakis – Talking to My Daughter About the Economy