私たちの身近な日常生活から経済を学ぼう!「行動経済学」
Textbook: “Predictably Irrational” by Dan Ariely
テキスト代:2,000円(税別)
【問題点】 従来の「経済学」ってピンと来ない
テレビのニュースを見ていると様々な経済用語が出てきます。GNP、日銀の金融緩和政策、貿易黒字、財政赤字、経済成長率などなど。しかし、これらの経済用語は堅苦しすぎて、正直言ってなかなか頭に入ってきにくいもの。「このまま経済に無関心ではいけない」と思い、ニュースをわかりやすく解説してくれる番組などを見てみても、もわかったような気になるのは番組を見ている間だけ。やっぱり経済ってよくわからない、って感じてしまう人は少なくないでしょう。こういう場合どうしたらいいのでしょうか?経済というものが身近に感じられずどうしても頭に入ってこないように感じる人が、経済について学んでいくための良い方法ってないのでしょうか?
【解決策】 身近な日常生活の出来事から経済を学ぶべし
従来の経済学はあまりよく頭に入らない感じがする方にぜひお勧めしたいのが「行動経済学」というカテゴリーの経済学。これは心理学などをベースに私たちの身近な日常生活の行動に焦点を当てたもの。たとえば「なぜ商品Aの方が商品Bより売れるのか?」など、身の回りにある経済活動をとりあげて分析していくような経済学です。国や政府などの視点からお金の流れなどを見ていく従来の経済学よりもグッと身近であり、私たちの多くにはとっつきやすいテーマになっていてます。近年日本でも関連書籍がブームになっていますが、中でもそのブームの発端となった”Predictably Irrational”(邦訳『予想どおりに不合理』)は秀逸。2010年にアメリカで発売され、今でも売れ続けている超ベストセラーです。Amazon.comの読者評価の数と高さを見ればその内容の素晴らしさを推し量れるでしょう。 → Amazon.comのレビューを見る
これまで経済に全く興味のなかったのにこの本をきっかけに経済に興味を持つようになったという人も少なくありません。
今回ソフィー・ジ・アカデミーではこの”Predictably Irrational”をテキストとした「行動経済学」を開講します。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- 私たちはどのように物事を判断しているのか?
- 私たちはなぜお金を無駄遣いしてしまうのか?
- 私たちの多くが最初の恋愛で失敗する理由
- スターバックスがコーヒーのサイズを「スモール、ラージ」ではなく「ショート、トール」と呼ばせている理由
- スターバックスが「ベンティ」サイズのコーヒーを用意している理由
- 高価な薬の方が効果が高いのはなぜか?
- 職場に倫理規定を作ることが実際に不正を減らすのに効果があるのはなぜか?
- 私たちはどうして物事を先延ばししてしまうのか?
- 私たちは商品の「高い」「安い」をどのように判断しているのか?
- お客さんにより高い商品を購入してもらうための「おとりの選択肢」とは?
- 私たちの判断に大きな影響を与える「アンカリング」とはどのようなものか?
- 無料のものを選ぶことが必ずしも最善の選択ではない理由
- なぜ趣味でやっていたことを仕事にすると楽しくなくなってしまうのか?
- なぜお金でやる気を出させようとするとうまく行かないのか?
- Eメール中毒から抜け出すにはどうしたら良いのか?
- 他の人から見たら明らかに不要なものを私たちがどうしても捨てられないのはなぜか?
- レストランの雰囲気は味の良し悪しに影響を与えるか否か?
- 私たちがより良い決断をするにはいったいどうしたら良いのか?
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 経済を学ぶとっかかりが欲しい方
- 経済学は苦手だけど心理学なら興味はある、という方
- より良い判断力を身につけたい、と考えている方
- 経営者や起業家
- 教師やコーチ
- マーケティング担当者やセールス担当者
- 行動経済学に興味がある方
- 経済学の原書を読んでみたい方
参考英語レベル
必要な英語力の目安はTOEIC900点。それ以上の英語力と本の内容に対する興味があれば、この講座を受けることで”Predictably Irrational”を読み、行動経済学の基礎を身につけていくことができるようになります。
受講することで期待できる変化
この講座が終了する3ヶ月後、受講者は経済学の基本的な視点を身につけることができているでしょう。また物事の判断をより理性的にできるようになり、決断力高まっているでしょう。さらにここで学んだ内容を他人の決断をサポートするためにも使えるようになるため、仕事でより成果が上がりやすくなっているでしょう。
この講義を受講するには
「行動経済学」は通学コース(長岡・恵比寿)、通信コースで受講可能です。
詳細は下記ページをご確認ください。