ドラッカーの『現代の経営』を原書で読む!(受講期間:3ヶ月)
【ドラッカー経営学103】 “The Practice of Management” by Peter F. Drucker
テキスト代:1,700円(税込 1,870円)
Drucker Management103 – ドラッカー経営学103
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』という経営学の父ピーター・ドラッカーの教えをわかりやすく説明した本が相変わらず売れています。
2009年末に発売されたこの本は、売り上げ累計部数は50万部を超え、勢いはまだまだ止まりません。
この本の中ではドラッカーの名著『マネジメント』(原題”Management“)が中心の題材として取り上げられています。
この本をきっかけに実際に『マネジメント』を読んでみたくなった人も多いでしょう。
しかし、ドラッカーの入門書としては『マネジメント』は、あまり適していません。
この本の日本語完全版は上中下巻の3巻にわかれ、合計で1000ページを超えるような「超大作」だからです。(ちなみに原書は600ページ余り)
分量が多すぎて入門としてはかなりハードルが高いです。いきなりこの本に取りかかっても途中で挫折してしまう可能性が高いでしょう。
それよりもドラッカーの入門としてオススメするのが”The Practice of Management”(邦題『現代の経営』)です。
この本はドラッカーがGMなどでのコンサルティングの経験から経営のノウハウを体系的にまとめた世の中ではじめての「経営学」の本です。
この本では経営について全体像を理解しやすいように書かれており、入門書としては最適です。ページ数も原書が400ページ程度にまとまっています。
そもそも”The Practice of Management”が書かれたのが1954年。
その後この本をベースに、より専門的な内容を織り込んで1973年に書いたのがさきほどの”Management”。
ですから“The Practice of Management”の方を先に読んだ方が理解しやすいのです。
この本を読むことで「経営とは何か」を体系的に、そして客観的に理解することができます。
今まで経験と勘だけで経営をしてきた人は、ドラッカーによって体系化された知識を学ぶことによって、もっと効率的な経営方法があることがわかり、ワクワクしてくると思います。
また経営に直接携わっていない人も、会社経営のことがわかると、いろんな面で仕事がしやすくなってくるはずです。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- マネジメントの3つの機能とは?
- 企業の目的とは何か?
- 目標設定はどのようにしたらいいのか?
- より良い意思決定のための3つの方法
- 未来を予想するための方法
- 適切な昇進制度とはどんなものか?
- 優れた経営者の条件とは?
- 利益とは何か?利益の役目とその種類
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 経営に携わっているが経営学を体系的に学んだことがない人
- 将来経営に関わる仕事をしたいと思っている人
- 企業のしくみを客観的に理解したい人
- 経営の全体像を知ることで、仕事の意思決定を効果的にしたい人
- 社会に貢献できる仕事をチームで行いたいと思っている人
- ドラッカーの本を原書で読んでみたい人
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC800点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。TOEICのスコアは相当していなくて、一人で学ぶのは難しいかもしれないけれど、ソフィーの講義、教材のサポートがあればチャレンジしてみたい、という場合ももちろん受講可能です。
受講することで期待できる効果
この講座を受講し終えた3ヶ月後には、いろいろな企業がどうして特定の意思決定をするのか、その理由がわかるようになっているでしょう。
そして場当たり的に動いているだけの会社と、深い考えのもとに意思決定している会社が見分けられるようにもなってくるでしょう。
また、自分が働いている会社がどうあるべきなのかもよくわかるようになり、仕事がしやすくなっているでしょう。