難しい局面でも相手から”Yes”を引き出す【交渉学102】
Textbook: “Getting Past No” by William Ury
テキスト代:1,900円(税込 2,090円)
わたしたち人間の人生は「交渉ごと」に満ちています。赤ちゃんのうちに泣くことでお母さんにミルクを求めるのも交渉のひとつかもしれませんし、小学生くらいになって「ゲームを買って欲しい」とせびるのもまさに交渉でしょう。「今晩のご飯は◯◯食べたい」とお願いするのもそうでしょうし、好きな人をデートに誘うのもそうでしょう。当然、就職も、結婚も、毎日の仕事も、全部交渉のひとつと言えるはずです。このひとつひとつの交渉の積み重ねが私たちの人生を作っていきます。
私たちは交渉することで良い結果を手にしたいと望みます。誰しもそうでしょう。でも、もし自分が心から望む結果に対して相手が決して”Yes”と言ってくれなかったらどうするでしょうか?
何度もお願いしているのに決して首を縦に振ってくれないとしたら、あなたはどうするでしょうか?あきらめるのもひとつの方法でしょう。でも、そのあなたが望むものが「どうしても譲れないもの」や「どうしても手に入れたいもの」だったら、どうしたらいいのでしょうか?どうやって頭の固い上司や、手強い仕入れ先や、頑固な家族と交渉すればいいのでしょうか?どうやって相手に自分の気持ちや立場をわかってもらい、手に入れたいものを手にすることができるのでしょうか?
今回の「交渉学102」”Getting Past No”では、そんな「相手がはじめから”No”と言っているとき」の交渉術を学び、実践していきます。相手の気持ちや立場がまったく最初全く自分と異なるように見えても、その気持ちを溶かし、立場を変えさせていくことは、実はやり方によってはまったく不可能ではありません。
この本は「交渉学101」のテキスト”Getting to Yes”の続編です。
”Getting to Yes”がハーバード大学交渉学研究所の交渉ノウハウの「入門編」のような位置づけであらゆる交渉の場面で応用可能なのに対し、この”Getting Past No”は特に「交渉相手が交渉内容に最初から否定的な場合」という、より難しい状況に絞ったノウハウを公開しています。
交渉に関する本はたくさん出ていますが、この内容は「相手をだます」ような類いの交渉を進めるものではなく、「お互いの共通利益」に交渉相手の目を向けさせることによって、打開策を見いだしていく、という非常に友好的で建設的な手法です。
相手をだますような交渉のやり方は多くの日本人は好きではないでしょうし、向かないと思いますが、この「ハーバード流」の方法は、非常に日本人向きだと思います。
著者の1人であるWillium Ury氏の名スピーチをご覧頂ければ、このノウハウの素晴らしさの一端が理解出来るでしょう。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- ストレスがかかる交渉中に冷静でいるための方法
- 交渉相手の本当に望むものを見いだす方法
- 不利な状況を好転させるためのテクニック
- 交渉相手を良い気分にさせる質問の仕方
- 相手に断りにくくさせる3つの具体的質問
- 難しい交渉相手を自分の協力者にしてしまう方法
お勧めする人
このパッケージは次のような方に特にお勧めします。
- 「自分の立場をわかってもらえない」と悩んでいる人
- 人間関係の「板挟み」に困っている人
- 起業家や経営者
- 中間管理職
- 学校の先生
- コーチングに携わっている方、コーチングに興味のある方
- 政府関係者
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC600点以上。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。TOEICのスコアは相当していなくて、一人で学ぶのは難しいかもしれないけれど、ソフィーの講義、教材のサポートがあるからチャレンジしてみたいという場合も、もちろん受講可能です。
受講後に期待できる効果
この内容を身に付けると、これまでと世界の見え方がガラッと変わってくるはずです。もしかすると暗く重く見えていたかもしれない世界が、明るい希望とチャンスに満ちたものに見えてくるかもしれません。
交渉ごとが下手なために損をしている人は少なくありません。でも、この方法を学べばその状況を一気に変えることができます。
ぜひこの機会に受講してください。
この講義を受講するには
「交渉学102」は通学コース(長岡・恵比寿)、通信コースで受講可能です。
詳細は下記ページをご確認ください。