人生を変え、世界を変えるクエスチョンを探る「質問学」(受講期間:3ヶ月)
“A More Beautiful Question” by Warren Berger
テキスト代:2,000円(税込 2,200円)
私たちは問う力を失ってしまっている
世界の変化のスピードが早くなり、価値観が多様化する中で、ビジネスでも個人の人生でも、従来の方法や考え方を変える必要性を多くの人が感じています。
新しいやり方や考え方を見つけるには、誰かがやってきたことをそのまま続けたり、誰かが示した答えをなぞるのではなく、自分で問いをたて、自分で答えを出していかなければなりません。
私たちが必要としているよりよい答えは、よりよい質問を投げかけることからしか得ることができないのです。
小さな子どもは、これは何?という問いを繰り返し、身の回りのものを知っていきます。
そして、どうして空は青いんだろう?宇宙はどうなっているんだろう?とたくさんの疑問を持ち、不思議に満ちた世界の探検が始まります。
しかしだんだん、問いは誰かに与えられるものとなり、答えを出すこと、正しい答えを覚えることが重要になっていきます。
大人になった私たちが、子どものころに持っていた好奇心や探究心を取り戻し、自分の中から問いが生まれる感覚を取り戻すにはどうしたらよいのでしょうか。
「質問学」を読むべし!
人や自分の人生をよいものにし、世界をよいところにするための問いを持ち、行動していきたい、と思っている人におすすめなのが「質問学」です。
洋書テキストは”A More Beautiful Question: The Power of Inquiry to Spark Breakthrough Ideas”。
という言葉からの引用です。
この本の著者、Warren Bergerは、ジャーナリストとして、デザイナーや発明家、エンジニア、教育者、社会起業家など、たくさんのクリエイティブな人たちに、素晴らしいアイディアをどのように思いついたのか、問題が起きたときどのように解決したのか、といったことをインタビューする中で、彼らの共通点を見つけます。
その共通点とは、「質問をするのが得意」であることでした。
この本では、44の美しい質問と、それぞれの質問にまつわるエピソードが紹介されています。
美しい質問というと、壮大な質問、素晴らしい質問をしなければならない、と思ってしまうかもしれません。
しかし、これらのエピソードを読んでいくと、個人的な興味やイライラ、ふとした出来事や偶然がきっかけになっていたりして、自分にもそうした疑問があるかも、質問が思いつくかも、と思えることでしょう。
そして、彼らの質問やストーリーは、不思議に満ちた wonder-full なところとして世界を見ていた子どものころの感覚を呼び起こさせてくれます。
また、ティム・ブラウン、アダム・グラント、ガイ・カワサキ、エリック・ライズ、ダニエル・ピンクなど、クリエイティブやイノベーションの分野のエキスパートたちが、この本を推薦していて、その有用性とおもしろさを保証してくれています。(推薦文はこちらのホームページのPraiseのところで見ることができます。)
世界をよくするのはあなたの疑問や質問、問いです。
この本を読みながら、あなたのクエスチョンを考えていきましょう。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- 美しい質問とは何か
- 美しい質問をするためのフレームワーク
- 問いを行動に移す方法
- 人が問う力を失ってしまう理由
- 質問が生まれやすい環境とは
- 外からのプレッシャーではなく自分の内側から問いを見つける方法
- 質問し続けるためのプロセス
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 美しい質問とはどんなものか知りたい人
- 美しい質問からインスピレーションを受けたい人
- 子どものような頭の柔軟さを取り戻したい人
- 問う力を高めたい人
- 家庭や学校、職場などで質問が生まれやすい環境を作りたい人
- イノベーションを起こしたい人
- 発想力や想像力を高めたい人
- 教育者
- 研究者
- 人を育てる立場にある人
- 世界をもっとよくしたい人
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC600点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。TOEICのスコアは相当していなくて、一人で学ぶのは難しいかもしれないけれど、ソフィーの講義、教材のサポートがあるからチャレンジしてみたいという場合も、もちろん受講可能です。
受講することで期待できる効果
この講座を受講した後では、あなたの中にもともとあった好奇心や探究心を取り戻し、「質問家」として世界を新しい目で見ることができるでしょう。それによって日々の仕事や生活を楽しくよりよいものにしたり、周りの人とよい関係を築いたり、また、新しいアイディアを思いつくなどイノベーティブな毎日を送ることができるようになるでしょう。
追伸
著者Warren Bergerの動画をこちらで見ることができますので、参考にしてみて下さい。