「オンラインライティング学」と「近未来テクノロジー学」を紹介します。
1. 新しい時代に必要な「書く力」を身につける!【オンラインライティング学】(デフォルト)
Textbook : “Everybody Writes: Your Go-To Guide to Creating Ridiculously Good Content” by Ann Handley
テキスト代:3,100円(税込 3,410円)
【現状】書く機会はますます増えつつある
現代のビジネス環境の中で私たちは、以前より「書く機会」が圧倒的に多くなってきています。
一昔前は、社会に出てから文章を書く機会というのはそれほど多くありませんでした。作家でもなければ、改めて文章を書く機会があるのは年賀状を書く時くらい、という人も少なくなかったでしょう。
しかし、今は違います。メールやチャット、SNSなどで毎日のように文章を書く機会がある人は多いでしょう。もし自分のブログページなどを持っていれば、定期的に長い文章を書く機会がある人もいるかもしれません。インターネットの普及が今後ますます進んでくると、このような「書く機会」が増えていく傾向は、さらに加速していくはずです。
【問題点】でも、「オンラインでの文章の書き方」は学校では教わらない
しかし、私たちのほとんどは「オンラインでの文章の書き方」を改めて学んだことがありません。学校で教わるのは作文とかせいぜい小論文の書き方程度。わかりやすいメールの書き方とか、いいね!をもらいやすいフェイスブックの投稿文章の書き方とかは教わりません。
書き方がわからないために、メールやSNS、もしくはブログの文章が不適切になってしまい、まわりからの評価を落としてしまっている人も少なくありません。もしくは評価を落としてはいないものの、適切な評価を得られていないでいる人もいるでしょう。
このような状況を改善するために、私たちはいったいどうしたらいいのでしょうか?
【解決策】「オンラインでの文章の書き方」を学ぶべし!
そこでぜひお勧めしたいのが優れた洋書から「オンラインでの文章の書き方」を体系的に学ぶ、という方法です。オンラインで文章を書く機会が加速的に増えつつあるここ数年、その手法を体系化して教えてくれる秀逸な洋書が何冊か出版されてきています。
中でもお勧めがウォールストリートジャーナルの2014年ベストセラー本にも選ばれている“Everybody Writes: Your Go-To Guide to Creating Ridiculously Good Content”。アメリカのビジネス雑誌『アントレプレナー』などにも連載を持っているアン・ハンドリーが「オンラインでの文章の書き方」を非常にわかりやすく体系化したものです。
Amazon.comの読者評価の高さを見れば、その内容の秀逸さをうかがい知ることができるでしょう。
今回ソフィー・ジ・アカデミーではこの本をテキストとした「オンラインライティング学」を開講いたします。この講座を受講することでネットでの書く技術はもちろん、それ以外の場での書く技術も向上させていくことができるでしょう。
この講座であなたが学べること
この本を読むことで、たとえば次のようなことを学ぶことができるでしょう。
- 優れた文章を書くための「方程式」とは?
- 優れた文章が書けるようになるためのトレーニング方法とは?
- 読み手を文章に引き込むための「文章の書き出し」のコツ
- 優れた文章を書くための12のステップ
- わかりやすいブログ文章構成の13のパターン
- 「なかなか書き始められない」の壁を越える方法
- 良い文章を書くために最も重要な「土台」とは?そしてその「土台」を作るための6つの方法とは?
- 読み手の印象に残るような「文章の結び方」
- 文章の生産性を上げるためのコツ
- 読者を巻き込むためのストーリーの作り方と使い方
- 良いインタビュー記事を書くための7つのテクニック
- 自分を効果的にアピールするためのプロフィールの書き方
- 思わず開封したくなるようなメールの書き方
この講座を特にお勧めする人
この講座は次のような方に特にお勧めいたします。
- ビジネスでメールやチャットで毎日コミュニケーションしている人
- FacwbookやTwitter、Instagramで投稿する機会のある人
- 新しい職場づくりを模索している会社経営者や幹部
- ブログを書いている人
- マーケティングに関わっている方
- マーケティングに興味がある方
- 教育関係者
- スキルアップを目指す社会人
- 文章力をアップさせたいと感じている人
- 文章を書くスピードをアップさせたいと感じている人
- 自分が書く文章がつまらないと感じている人
- 情報発信力を高めたい、と考えている人
- 経営者や起業家
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC600点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。
受講後に期待できる効果
この講座を受講することで、オンライン上での文章力が着実にアップするでしょう。文章を書くことに対する抵抗感は少なくなり、文章を書くスピードも表現力も確実に向上しているでしょう。その結果メールやSNS投稿に対する相手のレスポンスが上がったり、仕事上の説明能力や説得能力も向上しているでしょう。またオンライン以外での場での文章力も格段に上がっていくはずです。もちろん英語力も着実に上がっていくでしょう。
2. 30年後の世界を見に行こう!【近未来テクノロジー学】
Textbook: “The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future” by Kevin Kelly
テキスト代:3,300円(税込 3,630円)
【思い出】「インターネット」という言葉を初めて聞いた日
その時私はアメリカケンタッキー州の州立大学に留学していました。1995年。アメリカ生活も2年目に入り、いろんなことにやっと慣れてきて、落ち着き始めた頃でした。日常的な会話もある程度できるようになり、友だちもだいぶできてきていました。いろんな友だちがいましたが、その中で一番頭が良かったのはブライアンという友人でした。
アメリカでは成績優秀者だけが入れる「Honor Society」というクラブみたいなものがあるのですが、彼はその中でも特に優秀で、返済する必要のない奨学金をたくさんもらっていたようです。一般の生徒は学期中はクラスについて行くのにヒイヒイ言いながら寝る時間を削って勉強したりするのですが、彼はだいたい授業を聞くだけで頭に入ってしまうようで、授業以外の時間はひたすら趣味のパソコンいじりに没頭していました。
ある時、寮の中で彼の部屋の前を通ると部屋のドアが開いていました。廊下を挟んだ別の部屋のドアも全開。そして両方の部屋に数人ずつ男友だちがいて、ワイワイ言いながら、どちらの部屋でもパソコンに向かっていたのです。
ブライアンの部屋に入り、「何やっているの?」と聞いてみると、彼は「インターネット回線を通じて、隣の部屋の奴らと野球の対戦ゲームをしているんだよ」とのこと。
“The Internet??”
私は思わず顔をしかめて聞きました。かなり不審な顔で私が聞いたからでしょう。ブライアンはそのゲームの操作を別の友だちに譲り、私にインターネットというものについてとうとうと説明を始めました。
あそこに黒い小さなボックスがあるだろ。あれはモデムって言ってパソコンのデータを電話で送信できる信号に変換するんだ。そしてそれを電話回線を通して送る。それをインターネットと言うんだ。そのインターネットという仕組みを使って隣の部屋とデータをやりとりして野球ゲームで対戦しているんだ・・・。
なんかそんなことを説明してもらった気がします。
ただ、そのときは何のことだかよくわかりませんでした。
【問題点】未来を予想するのは簡単ではない
あれから数十年が経ちました。
今こうやって振り返ってみると、あの時はまさにインターネットの創生期であり、もしあの時にブライアンの話を聞いてその潜在的な可能性の大きさに気がついていれば、そしてそれをもっと深く学び、行動に移していれば、もしかしたら目の前には果てしなく広がっていた大きなチャンスを手にし、「インターネット長者」とかになっていたのかもしれません。
まだ誰もインターネットを使ってモノを販売しようなんてしていませんでしたし、SNSだって、動画の共有サービスだって、まだ誰も始めようとはしていませんでした。今となって考えれば、本当に大きなビジネスチャンスが本の目と鼻の先に転がっていたんだな、とわかります。でも、当時は一切そんな目の前のチャンスに気づくことはできませんでした。
ただ、おそらく今も状況はそんなに変わらないのではないか、と思います。AIやロボット、自動運転やIoT、バーチャルリアリティや音声認識による検索サービスなど、インターネットを介したビジネスはまだまだ広がりを見せそうな気配がアリアリです。
20年後か30年後になって、今を振り返ってみたら、「あの時は目の前には果てしなく大きなチャンスが広がっていた」ときっと思うのでしょう。
しかし、具体的にどんなチャンスが広がっているのか、今の時点で予測するのは簡単なことではありません。後になってみれば当たり前のビジネスアイデアも、それに前もって気がつき、自分でビジネス化したり、その業界で経験を積むことを選ぶことは、たいていの場合難しいものです。
もちろんそれがわかれば、そしてそこへ向けての準備を今から始められれば、仕事の面で大きな成功を収められる可能性はかなり高まるはず。
ではどうしたら、20年後、30年後にテクノロジーがどのように進化し、私たちの社会や生活を変えていくのか、より正確に予測していくことができるのでしょうか?
未来の変化を前もって捉え、今から準備していくためには、どうしたらいいのでしょうか?
【解決策】名著 “The Inevitable”を読むべし!
近未来にテクノロジーが社会に起こす変化を、今理解するためにぜひお勧めしたいのが2016年に出版され一躍ベストセラーになった名著“The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future”。この本はテクノロジー系の雑誌WIREDの元編集長ケヴィン・ケリーがテクノロジーの進歩が社会に起こす変化を12のキーワード別にまとめ上げたもの。
難しい言葉はほとんど使わず、一般の人でも非常にわかりやすい表現で次の30年で起こり得ることを説明してくれています。
彼の「予言」には信憑性があります。
インターネットが爆発的に世界に広がる前から、彼はインターネットやその他のテクノロジーが社会に起こす変化を予言する発言をしており、その多くはこの数十年で現実になってきているからです。
たとえば2007年にTEDで行ったスピーチでも、いくつかの「予言」をしていますが、今になってこれを聞けば、そこで話したことがまさに今世の中で実現しつつある、ということがよくわかるでしょう。
また、この本のAmazon.comの読者評価を見れば、その内容のすばらしさが垣間見れるはずです。
ソフィー・ジ・アカデミーでは、この本をテキストとした「近未来テクノロジー学」を開講します。
この講座を受講することで、テクノロジーが未来に与える影響についてより正確に理解し予測することができるようになるでしょう。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- 30年後のウェブ検索では何が検索できるようになるのか?
- AIがどのように私たちの社会や仕事を変えていくのか?
- AIは「音楽」をどのように変える可能性があるのか?
- AIは「スポーツ」をどのように変えていくのか?
- 人間がするべき仕事はいったい何なのか?
- 多くのモノがコピーされネットで広まっていく時代、何がビジネスとしてより価値を持つようになるのか?
- 電子書籍の未来はどのようなものになっていくのか?
- シェアリングエコノミーとはどのようなものか?そしてそれはどのように私たちの社会を変えていくのか?
- 情報とのつきあい方はどのように変わっていくのか?
- VR(バーチャルリアリティー)は私たちの社会にどのようなインパクトをもたらすのか?
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 積極的に未来の変化を自分の味方に付けたいと思っている人
- IT関連のお仕事をしている方
- 起業家的なマインドをもっと自分の中に育てていきたい方
- 新しいビジネスチャンスを探している方
- 漠然と未来に不安感を持っている方
- リーダー的立場にいる人
- 将来への判断力や決断力を高めたい方
- 社会の未来についてじっくり考察してみたい方
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC800点以上。これ以上の英語力と内容に対する強い興味があれば、この講座を受講し、これから先数十年で起こり得ることを予測しやすくなっていきます。
受講することで期待できる変化
この講座を受講することで、テクノロジーが人間社会に引き起こす変化を予測する力を圧倒的に高めることができるでしょう。無駄に変化を不安に思うことは減り、変化自体を楽しみ自分や自分の会社の味方に付けていくことがよりできるようになるでしょう。そしてより自分らしく前向きに日々仕事などに取り組めるようになっているでしょう。もちろん英語力も格段にアップしているでしょう。