良い決断はどのように行われるのか?
Decision Making – 決断学
【決断学】 "How We Decide" by Jonah Lehrer
テキスト代:1,500円(税込 1,650円)
私たちの多くは「良い決断は『理性』で行われる」と考えています。
良い決断は、多くの情報を集め、感情的にならず冷静な気持ちで、時間をかけて理性的に行われるものだ、と考えています。
でもこれは必ずしも正しくありません。
なぜならば私たちの「良い決断」のうちの多くは、少ない情報の中で、感情的に、短い時間で行われるからです。
スポーツをしている時、他人との議論中、TVゲームをしている時、地震などの災害にあったときなど、例はたくさん挙げられます。
でもやっぱり、時間をかけて理性的に決断したほうが良いケースもあります。たとえば新しく家電製品を買うときなどはその例のひとつでしょう。
どうやら私たちは状況によって、「2種類の決断」の仕方を使い分けているようです。
では、私たちはどのようにこの「2種類の決断」を使い分けているのでしょうか?それぞれの決断にはどのような特徴があるのでしょうか?
そしてどのような時にどちらの決断を使えば最善の決断が出来るようになるのでしょうか?
それを学んでいくのがこの「決断学」です。
この講義ではテキストとしてこの分野のベストセラー"How We Decide"を使います。
この本の中で著者は、上手な決断を行う人は、2種類の決断をを適切に使い分けている。と著者は指摘しています。
そして「上手に決断を行う人」の脳の使い分け方を学び、意識的に使い分けることで、上手な決断が誰でもできるようになっていく、と主張しています。
この講座であなたが学べること
この「決断学」では次のようなことを学ぶことができます。
- 瞬間的な決断をする方法
- 初めての状況で適切な判断をする方法
- 「理由のない違和感」を決断に生かすには
- 自信がないときに最善の判断をする方法
- 情報量が多すぎて決断しきれないときにはどうしたらいいのか
- 理性の脳と感情の脳の正しい使い分け方
お勧めする人
この講座は特に次のような人にお勧めします
- 決断の精度をアップしたいと思っている人
- 会社経営をしていて、より短い時間でより良い判断をすることが求められる人
- 組織のリーダー、もしくはリーダー候補者
- 決断力・判断力がない、と悩んでいる人
受講後に期待できる効果
めまぐるしく変化する時代の中で、ビジネスにおいても日常生活においても私たちは以前より多くの決断を求められるようになってきています。
そしてその毎日の決断の積み重ねが、その人の成功や幸福感の度合いを決めていきます。
今後、時代の流れがさらに速くなっていく中で、より良い決断をするためのノウハウは、非常に重要なものになっていくはずです。
「2つの決断」を適切に使い分けることができれば、より少ない力でより多くの成果を生み出すことができます。
この講座を学んで、そのノウハウをぜひ身につけてください。
今日から会話のスキルがアップする
Communication102 – コミュニケーション学102
【コミュニケーション学102】 "Conversationally Speaking" by Alan Garner
テキスト代:1,700円(税込 1,870円)
「もっとコミュニケーションが上手になりたい」
これは多かれ少なかれ誰もが持っている望みではないでしょうか。
「もっと気軽に他人に話しかけることができたら・・・」
「もっと上手に話を盛り上げることができたら・・・」
そう考えたことが誰にでも一度はあるのではないでしょうか?
この「コミュニケーション学102」はその望みを叶えることができる講座です。
コミュニケーションが上手な人にとってみれば、他人に気軽に話しかけるとか、みんなの前で面白い話をして盛り上げる、と言ったことは、すごく簡単なことです。
コミュニケーションが苦手な人がそれを難しく感じるのは、実はただ単にそのやり方を知らないだけです。
そのやり方を知っていれば、実は意外と簡単にコミュニケーションのスキルというのは改善できるものなのです。
今回テキストとして使う本は"Conversationally Speaking "というコミュニケーションの分野の名著。
著者のアラン・ガーナー氏はコミュニケーション・コンサルタント。この本は1997年に出版されて以来15年にわたって売れ続けているベスト&ロングセラー。これまでに全米で80万部、全世界で500万部発行されています。
デール・カーネギーの"How To Win Friends and Influence People"(1936年初版、邦訳タイトル『人を動かす』)がコミュニケーションの分野で戦前の最高の名著だとしたら、戦後の最高の名著はこの本だ、と言ってもいいかもしれません。
デール・カーネギーの本は言うまでもなく素晴らしいものです。初版から80年近くたった今でも全世界で売れ続けています。
ただ、あえてひとつだけ欠点を上げるとしたら、科学的実証に乏しい点でしょう。
出版当時の1936年当時は心理学などが現在ほど発展しておらず、科学的裏づけになるような研究や材料がなかったのです。
ところがそれから50年たって、心理学は大きく発展しました。
その発展した心理学を裏づけに、非常にわかりやすくかつ実践的にまとめ上げられたのがこの"Conversationally Speaking"です。
体系化された心理学の研究を裏づけされた、"How to Win Friends and Influence People"ではあまりなかった「この時にはこのフレーズ」という具体的な言葉がたくさん掲載されています。
だから誰でもすぐに試してみることができます。
"How to Win Friends and Influence People"を読んで「考え方は良くわかったけれど、実践がなかなかできていない」という人には特にお勧めです。
この本をテキストとしたコミュニケーション学102を受講すると、例えば次のようなことを学びます。
この講座であなたが学べること
- どうやって会話を盛り上げることができるか
- あなたが行っていることに興味を持ってもらう方法
- 相手を深く理解する方法
- 相手との親しさを増す方法
- もし他人から非難されたらどのように対応すればいいのか
- 相手にどんどん話をさせるには
- 知らない人に話しかける方法
- 気恥ずかしくない上手な褒め方
- OKされやすい誘い方
- 気まずくならない断り方
どの方法も、具体的なフレーズが用意されているので、とても実践向きです。
ちなみにこれらのフレーズは当然英語で紹介されていますから、「英語でこういう場合どう切り出したらいいのか・・・」とふだん悩んでいる人にもお勧めです。英語でのコミュニケーション能力が、グンとアップすると思います。
お勧めする人
この講座は次のような方に特にお勧めです。
- 自分のコミュニケーション能力にさらに磨きをかけたい人
- 英語で会話するときのコミュニケーション能力に磨きをかけたい人
- 人と接する仕事をしている人
- 会社などでのリーダー、もしくは将来のリーダー候補
- 話が苦手で、もっと話し上手になりたい、と思っている人
- "How to Win Friends and Influence People"を読んだ後、さらに理解を深め、より多くの行動をしたいと思っている人
受講後に期待できる効果
ここで学ぶことができる知識は非常に普遍的な知識で、一生使い続けることができるものです。
ぜひこの機会に受講をご検討ください。
この講座を終える3ヵ月後、自分の会話スキルが上がり、まわりとのコミュニケーションがいっそうスムースにできている自分に気がつくはずです。