【幸福学101】&【コミュニティ創造学】
幸せになる方法
Happiness101 – 幸福学101
【幸福学101】 “The How of Happiness : A Scientific Approach to Getting the Life You Want” by Sonja Lyubomirsky
テキスト代:2,600円(税込 2,860円)
「お金やモノがあれば幸せになれるというわけではない」
私たちの多くはそのことに気が付き始めています。
でも、そしたら人はどうしたら「幸せ」になれるのでしょうか?
そしてそもそも「幸せ」って何なのでしょうか?
世の中にはたくさんの「幸せ」に関する本があります。幸福について語った哲学的な本もありますし、幸福になるための具体的なステップが書かれている本もあります。でも、そのほとんどがあくまで主観的な経験に基づくものです。
それらの本で書かれていることは誰にでもその原理が当てはまるものなのか、証明されているわけではありません。
だから「もうひとつ納得できない」と感じて、それらの考え方を思い切って実行できていない人も多いのかもしれません。
そこで今回開講するのが「幸福学101」です。
テキストとしては Sonja Lyubomirsky著”The How of Happiness“を使います。
これは2007年にアメリカで発売され非常に高い評価を受けている本です。(2009年12月現在未邦訳)
この本の中で著者は、「幸福な人はなぜ幸福なのか」を科学的な手法で解き明かしています。
そして「人がより幸福になるためにはどうしたらいいのか」という方法も、科学的なデータを元に示してくれています。
私が知る限り、幸福に関するデータをここまでしっかりと集め、科学的に分析をした本はこの本が世界で初めてです。
ややともするとこういうテーマの本は「うさん臭い」感じになってしまいがちです。
しかし、科学的な実験やデータが明確に示されているこの本は、まったくそんな感じがありません。
非常にバランスがとれていて読みやすく、かつ説得力もあり実践的な内容になっています。
この本の中ではいくつかの「セルフテスト」があり、実際に今現在の自分の「幸福度」を数値で出すことができます。
そしてその数値を今後あげていくためにどのような取り組みをするのが自分にもっとも適しているのかもその「セルフテスト」のひとつを受けることで知ることができます。
この講座であなたが学べること
この講義を受けることであなたこのようなことを知ることができます。
- 「幸福に関する間違った常識」とは何か
- 自分がいったい今どれくらい幸福なのか
- 自分がより幸福となるためにできる12のアクティビティ
- 12のアクティビティのうち、今の自分にもっとも必要なものは何か
- 「幸福」を持続させるためにはどうしたらいいのか
- 遺伝や環境は幸福にどれくらい影響しているのか
- 「幸福な人」に共通する要素は何か
- 何があればもっと「幸福」になれるのか
お勧めする人
この講座は次のような人にお勧めします。
- 今の自分が「不幸」であると感じており、「幸福」になるために行動したいと思っている人
- 「そこそこ幸福」だけど、心からの満足感は得られておらず、「もっと幸福になれるはずだ」と感じている人
- 「幸せ」についてあらためて考えてみたい人
- 自分だけにとどまらず他人を「幸福」にすることに取り組みたいと思っている人、もしくはそれにすでに取り組んでいる人
受講後に期待できる効果
今まで世の中では「お金さえあれば幸せになれる」と漠然と信じられてきました。
しかし、「いくらお金があっても幸せになれないのでは?」と気づき始めた今、改めて「幸せって何だ?」と考えてみるチャンスなのかもしれません。
だからこの機会にぜひ「幸福学101」を受講してみてください。
3ヶ月の「幸福学101」の受講を終えたとき、受講前よりも着実に「幸福」になっている自分に気がつくことでしょう。
心地の良いコミュニティを作る方法
Community Building – コミュニティ創造学
[日本語] “Community: The Structure of Belonging” by Peter Block
テキスト代:2,500円(税込 2,750円)
あなたの今身の回りには居心地の良い「コミュニティ」というものがあるでしょうか?
自分のことを無条件で受け入れてくれて、そこにいるだけで力がわいてくるような「コミュニティ」が身近に存在しているでしょうか?
現代にはこういう「コミュニティ」が私たちのまわりに少ないのかもしれません。もしかしたら「自分の周りにはそういうものはひとつもない」という人もいるかもしれません。
昔の社会にはこういう「コミュニティ」というものが社会の中には当たり前のように存在していました。そしてそれが一人一人の存在を支えていました。
しかし今はそういうものが急激に減り、人々は拠り所を失っています。もしかするとこういう「コミュニティの崩壊」が社会の様々な問題を引き起こしているのかもしれません。
でも、逆に考えれば、こういった問題は、社会の中でコミュニティが再構築され、機能し始めれば解決されていくのかも知れません。少なくとも、身近な地域にコミュニティが育ってくれば、自分が住んでいる地域が住み心地のいい場所にはなっていくことでしょう。
では、いったいどうしたら「コミュニティ」というものを作り、育てることはできるのでしょうか?
そもそも改めて「コミュニティ」を育てるということが、今の世の中で果たして可能なのでしょうか?
その答えやヒントを探していくのが「コミュニティ創造学」です。
この中では「コミュニティとはそもそもどのような構造をしているのか?」を学びます。
そして「コミュニティを自分で育てるにはどうしたらいいのか?」も同時に学んでいきます。
この講座のテキストには Peter Block著”Community: The Structure of Belonging “を使います。
著者のPeter Blockはオハイオ州シンシンティに住む、長年の経験を持ったコンサルタントです。
http://www.peterblock.com/
優秀なコンサルタントとして数々の賞も受賞しています。
またこの本の他にもいくつか非常に評価の高い本をこれまでに出版しています。
http://www.amazon.com/Peter-Block/e/B000APUHDA/ref=ntt_athr_dp_pel_pop_1
著者はこれまでのコンサルタントの経験の中で、企業の中にコミュニティを育てる方法が企業の業績改善に非常に有効なことを知りました。
そしてそれを体型化し、自身のコンサルティング内容として提供してきました。
さらにこれらのノウハウをもとにNPO団体を設立、実際に地域にコミュニティを育てる取り組みも行っています。
http://www.asmallgroup.net/
それらのノウハウを一冊の本にまとめ、一般に公開したのがこの本です。
この講座であなたが学べること
この講座では例えば次のような内容を学ぶことができます。
- コミュニティはどのような構造になっているのか
- コミュニティを育むためには具体的になにをどうしたらいいのか
- コミュニティを育むための6つのタイプの会話とは?
- 場を育てるための効果的なクエスチョンの使い方
- コミュニティ育成のカギとなるスモールグループの役割
- 場を育てるための部屋のデザイン
お勧めする人
この講義は次のような人に特におすすめします。
- 自分のまわりに居心地の良いコミュニティがあったらいいなあ、と思っている人
- 教育関係の仕事に携わっている人
- 地域にコミュニティを育てる活動をしたいと思っている人、もしくはそれをすでに行っている人
- 業績改善のために社内にコミュニティを育てたいと思っている人
- 社内のチームワークを向上させたいと思っている人
- ワークショップなどを定期的に開催している人
受講後に期待できる効果
今、社会や人々は血の通った「コミュニティ」を必要としています。もしあなたが自分でそれを作ってみたい、育ててみたい、という気持ちが少しでもあるならば、
ぜひこの講義を受講してみてください。
自分ができることがきっと見えてくると思います。