ソフィーでは、自宅で洋書を使って多読の英語学習をする際に、ホワイトボードを利用することをお勧めしています。ホワイトボードを使う方法を楽しいと感じる人は多いようで、学習の成果も上がりやすく、洋書の理解度も良くなるようです。
◎ノート学習の3つのデメリット
一般的に、学習をするときや仕事で何かを書き出すときはメモ帳やノートを使うのが一般的です。しかしメモ帳やノートには、脳を活性化し仕事の能率をアップさせたり記憶力や理解力を促進したりするという観点からは、いくつかのデメリットがあります。
(1)書く文字が小さくなる
メモ帳やノートは書くスペースが小さいので自然と書く文字が小さくなります。文字が小さいと脳に印象が残りにくくなるので記憶に定着しにくくなります。
(2)視線が下向きになる
机にメモ帳やノートを書くと、自然に視線は下向きになります。人は下向きになると視点が狭くなったり、批判的になったり、過剰に分析的になったり、後ろ向きな考え方を持ちがちになったりします。
(3)体の動きが小さい
体を適度に動かした方が脳は活性化します。メモやノートを書くときはイスに座ってじっとして書くことが多いはずです。そうすると次第に脳の活動は弱まっていきます。このように一般的に浸透している「机に座ってノートを取る」というやり方は仕事を効率的にすすめたり学習の成果を上げていく上ではたくさんのマイナス点を持っています。
◎ホワイトボード学習の3つのメリット
これに対し、ホワイトボードこれらのマイナス点は一気に解消されます。
ホワイトボードを使うメリットは次の通りです。
(1)書く文字が大きくなる
ホワイトボードに文字を書くと自然に書く文字は大きくなります。文字が大きいと脳に印象が残りやすくなり記憶に定着しやすくなります。
(2)視線が上向きになる
スタンド式のホワイトボードに向かうと自然に視線は上向きになります。人は上向きになると視点が広くなったり、建設的になったり、創造的になったり、前向きになったりします。
(3)体の動きが大きくなる
ホワイトボードを使うと書く文字が大きくなったり、書く場所も広くなったりするので体が自然と動きます。体を適度に動かすと脳は活性化し、記憶力や理解力があがってきます。
アメリカのスタートアップの会社などで壁一面をホワイトボードにしたオフィスの写真を見たことがあるかもしれません。彼らが好んでこういう内装を使うのは、ホワイトボードを使うことの上記のようなメリットをすでに経験的に知っているからなのでしょう。
いきなり自宅に壁一面のホワイトボードを用意したりするのは難しいかもしれません。でも、小さなホワイトボードなら気軽に用意できます。
洋書を読みながらホワイトボードに書き出していくイメージはこんな感じ。
さらにホワイトボードに書いたものをスマホで写真をとっておき、エバーノートなどに保存すれば、後から見返すのにも便利です。私は本のタイトルなどで保存しておいて、後から内容を確認したい時やその時に思いついたアイデアなどを見返すようにしています。
A2サイズのホワイトボードがAmazonでは1000円程度で手に入ります。ぜひ試してみてください。