以前の記事で「洋書多読を成功させるためには、なによりまず興味がある本を選ぶべきだ」という内容のことを書きました。
ただ、自分の興味がある洋書を位置から自分で選んでいくのは、最初は簡単ではないかもしれません。
そこで、このブログの中では定期的に「おすすめの洋書」を紹介していきたいと思います。
まず紹介したいのが“Getting to Yes”という洋書。
これは「交渉術」に関する名著で、アメリカでは1991年の初版以来、いまだに売れ続けているロング&ベストセラーです。
日本でも『ハーバード流交渉術』というタイトルで三笠書房より出版されています。
この本に限らずどの翻訳本でも言えるのですが、しっかりと理解を深めたいと思うのなら、原書に当たるべきです。
好きな洋楽を聴く時に翻訳された歌詞で別の歌手が歌うバージョンを聴かないですよね?
そんなことをしたらオリジナルの歌の良さがまったく伝わらなくなってしまいます。
本も同じです。
翻訳本を読んだら、原書の良さは数分の一以下しか理解することはできません。
だからぜひこの本、原書で読んで欲しい。
私もこの本、正直言ってずっと前に翻訳本を読んだ時には、あまりその良さがわかりませんでした。
ところが半年ほど前にこの原書を読んで、そのすごさに心から気づき感動しました。
そしてその後、この原書から学んだことを応用したことによって、明らかにその前には得られなかった利益を得ることができたケースは、確実に覚えているだけでも3つあります。ちょうど先週も1つ大きなものがありました。
この本のAmazon.comの読者レビューの数と評価を見るだけでも、この本のすごさがわかると思います。
現在この”Getting to Yes”は【交渉学102】という講義として、通学コース(長岡・恵比寿)、通信コースで受講可能です。英語力は英検で言うとだいたい準2級以上、それとこの本に対する興味さえあれば受講できます。
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