現代人の多くは「瞑想」を必要としていると思うのです。特に都会に住んでいる人はそうだと思います。どこにいても人がいるし、どこにいてもノイズがするし、どこにいても情報が頭に飛び込んできます。家に帰っても、家族の話しを聞かなきゃ行けなかったり、テレビがついていたり、ネットでいろんなニュースを見たりしてしまうと、もう頭の中はパンクしそうな状態かもしれません。
でも、大丈夫。頭の中にいっぱいの情報は、一日一回ゆっくり瞑想してあげれば、外に出したり整理したりできるようになってきます。
でも、多くの人はそもそも瞑想ってどうやったらいいのか、よくわからないのかもしれません。瞑想ってなんだか難しそうな気がします。気軽に、ふだんの生活の中で身に付けていくことができるような瞑想の仕方ってないのでしょうか?そういう瞑想の身に付け方を教えてくれるような本ってないのでしょうか?
そんな方にぜひお勧めしたいのがこちらの洋書。
Buddha in Blue Jeans: An Extremely Short Zen Guide to Sitting Quietly and Being Buddha
これは詩人で仏教徒でもある著者が、瞑想のやり方を非常にわかりやすく詩のようなリズミカルな文章でまとめあげたもの。英語は非常にシンプルで、中学英語でほとんどわかってしまうのではないかと思います。分量も少なく、中学生の英語の教科書にそのまま全部載せてもいいくらいです。
初心者向けの洋書でおススメのものっていくつかありますが、読みやすさとその実用性で言うなら、これはピカイチ。Amazon.comでの読者評価も飛び抜けています。
英語に興味があって、かつ瞑想というものにも興味があるなら、非常に良い本だと思います。
著者独特の英語のリズムやエネルギーを直接感じてみてください。Kindleなら100円で買えます。
この本を読むと、瞑想って別に特別なことではなく、難しいことでもなく、誰でも気軽に簡単にできるものなんだな、ということがわかると思います。そしてこの本のリズムを感じているうちになんとなく実際に目を閉じて瞑想のようなことをやってみたい、という気持ちが自然に起こってくると思います。
寝る前でも、通勤電車の中でも、会社の中でも、どこででも瞑想しようと思えばできるものです。まずは読んでみてください。そしてできるところからぜひ試してみてください。