起業家や経営者たちのほとんどは英語力を上げる必要性に気が付いてはいるでしょう。しかし、そのほとんどは極めて多忙であり、「英語の勉強をする時間はなかなか取れない」と感じているのでしょう。そんな起業家や経営者にオススメしたいのが「ビジネス系の洋書を使って英語力を高めていく」という方法。この方法なら時間を徹底的に節約しつつ、もちろん学費も安く上げながら、英語力を高めていくことが可能になります。
【問題】英語を勉強したくても起業家や経営者には時間がない
起業家や経営者の多くは「英語がもっとできるようになりたい」と思っているのではないでしょうか?漠然としている方もいるかもしれませんが、それでも英語ができれば仕事の幅が広がるだろう、と感じてはいるんじゃないでしょうか?
しかし語学の習得には時間がかかります。単にあいさつや買い物の英語表現を覚えるだけなら数ヶ月もあれば誰でもできるようになるでしょう。でもビジネスで使える英語力をつけるにはかなり時間がかかります。
そこで多くの経営者たちは自分で英語を勉強するのをあきらめ、必要なときには通訳をつけたり、英語ができる社員を雇ったり、というようなことをはじめます。しかし、通訳を付けてのコミュニケーションには限界があります。英語で情報収集するのだってイチイチ誰かに内容を翻訳させていたら手間がかかってしかたありません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
【解決策】時間を節約しながら英語力を上げるためにビジネス系の洋書を読んでいくべし!
そんな忙しい起業家や経営者(もしくは起業家的な生き方・働き方をしている人)にピッタリなのが、ビジネス系の洋書を読んで英語力を高めていくというやり方です。英語力を上げるための方法というのはいくつも存在します。でも、特に使える時間が限られている経営者には、このビジネス洋書を読んで英語力を上げていく、というやり方はもっともおすすめできる方法です。 その理由はたくさんありますが、その中から今回は9つ挙げてみましょう。
[理由1] ビジネスやプライベートでの問題解決に役立つ
アメリカのビジネス書の分野は世界の中でもっともホットで進んでいます。これはたとえば日本ではマンガやアニメの業界が世界の中で進んでいるというように、単に文化上の違いであり、アメリカのほうが日本よりも進んでいるとかそういうことではありません。それぞれの文化にはそれぞれに得意な分野があります。
ビジネス本の世界ではアメリカがかなり秀でていて良い本がたくさんあるので、ここから情報を得ることができるとビジネス上の問題解決をより素早く適切にできる可能性が高まります。もちろん日本語に翻訳されているものもありますが、原文で読めたほうが理解は深まります。また翻訳まで何年もかかるものやまったく翻訳されないものもありますから、そういう本を手に入れてビジネス上の情報収集が手に入れられるようになると、ビジネスを進める上で非常に有利になります。
またコミュニケーションや心理学など私生活に応用できる分野でもすぐれたものが日本語の本よりも多くあるので、これらの本から最新の情報を手に入れることで、家庭での問題や友だちとの関係なども解決しやすくなっていきます。
[理由2] 新しいビジネスアイデアを仕入れられる
アメリカのビジネス書を読めるようになると、経営の改善策に関する情報を得やすくなるだけでなく、新しいビジネスアイデアも手に入りやすくなります。英語ができるようになるとインターネットでもさらに多くの情報が手に入れられるようになります。また自分で直接外国に行き情報を仕入れる、ということもしやすくなるでしょう。たとえば旅行代理店HISの創業者澤田秀雄氏は今でも新しいビジネスのアイデアを探しに海外に出かけると言っています。
[理由3] 英語力が上がる
ビジネス上の情報を集めるために洋書を読んだり、インターネット上の英語情報を読んだり、もしくは有名人の英語でのスピーチなどを聞いたりなどをしているうちに英語力はあがっていきます。興味のある内容の英語は頭に入りやすく定着もしやすいので、つまらない英会話スクールのテキストを覚えようとしている時よりも、圧倒的に習得の効率が良くなります。
[理由4] スキマ時間を利用しやすい
アマゾンのKindleを使えば、洋書を何冊もかばんに入れて持ち歩くことができます。そして移動中のちょっとした時間を使って英語に触れることができます。日本語の本はまだKindle化されていないものが多いですが、アメリカの本は少なくともここ数年中に出版されているものはだいたいKindle版もでているようです。また多くのアメリカの本は「オーディオブック版」というのがあります。本の内容をそのまま読み上げているものなのですが、これをスマホなどにダウンロードすれば読んでいる本を通勤中に耳からもインプットできるので、時間の有効活用できます。もちろん車の運転中にオーディオブックを聞くことも可能です。
[理由5] 論理的思考力がアップする
日本語はひとつの言葉に含められる意味の範囲が広く、それが日本語の豊かさを生み出しています。しかし、意味の範囲が広いために思考や議論が具体的にならないまま終わってしまいやすい、という弱点も持っています。これに対し英語はひとつの言葉に含められる意味の範囲が比較的狭く、それにより表現が限定的になってしまいやすい弱点を持ってはいます。しかし、そのために思考や議論が具体的になりやすく、論理的な思考を組み立てていくには向いています。 日本人が英語を身につけることでこの両方の言語のの良い点を使うことができるようになります。ビジネスにおいて論理的な思考が必要なときに英語を使って思考していくと、考えがまとまりやすくなると言う人は英語が話せる日本人の中には多いです。
[理由6] 視野が広くなる
外国語を学ぶことによって、「外国人の視点」というのを持ちやすくなります。日本にいて当たり前にあるものを「外国の人が見た時にどう思うか?」という疑問を持ちながら観察していくことでこれまでと違った視点が手に入りやすくなります。それにより発想が豊かになったり判断力が高まったりという効果が望めます。
[理由7] 異業種の人たちとネットワークができる
これは私たちの「ソフィー・ジ・アカデミー」に通えば、の話ですが、ソフィーにはさまざまな業種から集まっている生徒たちがいて、一種の異業種交流会のような面も持っています。普通の異業種交流会ではできないような深い話が当たり前にカジュアルに洋書を介してできるのは多くの人達にとって非常に魅力的なようです。アカデミックで刺激的な話をカジュアルに出来る場というのはありそうでなかなか無いので、多くの刺激が得られるはずです。
通学コースでこのような刺激を得られるのはもちろん、通信コースでもスクーリングやミートアップなどのイベントを通して、同様の体験を得ることが可能です。
[理由8] 時間の圧倒的な節約ができる
仕事上の問題解決・ビジネスアイデアの収集・人脈の拡大・論理的思考力の向上・英語力のアップなど複数の効果がビジネス洋書で英語力をあげる取り組みで一気に実現できるので圧倒的な時間の節約ができます。洋書を読んでいくのは時間がかかるように最初は思うかもしれませんが、これらの複数の効果を考えれば実はかなりの時間の節約になる、ということがわかるでしょう。
[理由9] MBAなどに比べ圧倒的に安い
ビジネスの知識やスキルを向上させながら英語力も同時に伸ばしていく、というやり方なら英語圏のビジネススクールへ行ってMBAを取得するというやり方も考えられるかもしれません。しかし経営者が職場を何年も離れるわけには行きませんし、万が一それができたとしてもかなりのお金がかかります。学校にもよりますが、一般的にMBAの取得には1,000万から2,000万円の費用が必要と言われています。 しかし日本にいながら洋書を読んでいく、というやり方なら何年も日本を離れる必要はありませんから経営者でも実現可能です。金銭面でも自分で洋書を選んで読んでいくなら1冊たいてい3,000円以内。毎月1冊読んだって1年で5万円もかかりません。たとえばソフィー・ジ・アカデミーのようなスクールに通って読み方を教えてもらうとしても1年間で20万円程度しかかかりません。圧倒的に時間もお金も節約することができるです。
【結論】今すぐ洋書で英語学習を始めよう!
以上が起業家や経営者がビジネス系の洋書を読んで英語力アップを図るべき理由です。ビジネス系の洋書を読んでいくことは高校生くらいまで英語が比較的得意だった人なら、実はそれほど難しくはありません。このブログ内にあることを参照しながら独力でできるようになった人は少なくありません。
英語は若いうちは意外と必要なく感じることもあるかもしれません。でも、年齢が上がりビジネスが成功すればするほど、重要な地位を占める外国人と交渉するような機会は増えていきます。いざ年齢が上がって英語が切実に必要になってからではもう遅すぎる、ということもあるかもしれません。ぜひ早いうちからスタートすることをおすすめします。