転職に有利な英語力をつけるための楽しく効果的な5ステップ

英語力があったほうが転職の選択肢が広がります。しかし仕事を続けながらでは英語の勉強をするための時間がなかなか取れなかったりします。そこで今回は転職を近い将来考えている人に、特に適した英語の学習法を紹介しましょう。

【問題点1】英語力の違いが転職の成否を分けることがある

グローバル化はどんどん進み、日に日に世界は小さくなってきているように感じます。インターネットを介して地球上のどこにいても一瞬でコミュニケーションがとれるようになり、日本にいても英語で情報収集をすることが当たり前のようにビジネスの現場では求められるように今後なってくるでしょう。また、日本の市場が縮小していく中で海外進出をはかる企業も増え、英語力を持ったビジネスマンは慢性的に不足状態にあります。

このような状況ですから、転職を考えている人にとっては一定の英語力があった方が選択肢が広がるのは間違いありません。

ただし、ちょっとした日常英会話ができるだけでは仕事にはなりません。そのもうひとつ上のビジネスレベルでも使える英語力が、当然ですが仕事には必要です。

【問題点2】ふつうに英語の勉強してもなかなか成果が上がらない

しかし、ふつうに英語の勉強をしてもビジネスレベルの英語力はなかなか身につきません。たとえばTOEICの対策を一生懸命やって、ある程度点数を伸ばしたとしても、少し会話力が上がる程度でしょう。ビジネスで使える英語力には正直言って物足りません。

前職をやめて時間がある場合ならまだしも、仕事を続けながら転職活動も同時にしているような場合、なかなか英語の勉強の時間すらとりにくいでしょう。

では転職を考えている人が時間が限られる中で、転職に役立つための英語力をあげていくためにはいったいどうしたらいいのでしょうか?

【解決策】ビジネス洋書を使って英語力をアップさせるべし!→転職者のための5ステップ

転職を考えている方にぜひお勧めしたいのがビジネス洋書を使って英語力をアップさせていく、という方法です。やり方はいたってシンプル。次の5ステップをひとつひとつ行っていけば良いだけです。

[STEP1] 自分が仕事上で直面している問題点をひとつ選ぶ

たとえばあなたが営業の仕事をしていてその成績が伸び悩んでいるのなら、Amazon.comなどで “sales”と検索し、関連する洋書を調べてみましょう。そしてその中から読者評価が高いものを選び購入してみましょう。

[STEP2] その洋書から問題点が改善できそうなアイデアをピックアップする

洋書を全部読む必要はありません。まずは目次を見て、内容を推測します。そしてその中で今の自分の問題を解決できそうな部分だけを読んでみます。内容の理解なんてごく一部でかまいません。そのごく一部から何かのインスピレーションが生まれ、営業の改善のためのアイデアがひとつ見つかれば十分です。

[STEP3] アイデアを実践してみる

洋書の一部から得られたアイデアを現実に応用してみます。別にうまくいかなくたってかまいません。応用してみると、「あれ?これなんでうまくいかないんだろう?」というような疑問が生まれてきます。その疑問を生み出すために実践するのです。

[STEP4] 行動から生まれた疑問を解決するために再び洋書にあたる

その疑問について答えてくれそうな部分をその洋書の中に探してみます。もしかすると答えがあるかもしれません。もしかするとないかもしれません。幸運にも答えが見つかったら、その答えを元にもう一度新たな行動案を考えてみます。もし答えが見つからなかったら、今度は同じ洋書の別の場所に新たな行動案のヒントを探し、次の行動へとつなげます。

[STEP5] STEP3に戻り行動する

STEP3とSTEP4を何度も何度も行ったり来たりします。そして「もうこれ以上新しい行動はこの洋書からは思いつけない」というところまで来たらSTEP1に戻り新しい洋書を探します。

この5ステップを行うことで得られる効果

この5ステップを繰り返していくと、まず目先のビジネスが少しずつ好転し始めます。最初のうちはうまく行かないかもしれません。しかし、失敗を繰り返すうちに次第に成功の確率は上がっていくはずです。

そして状況が改善するに伴って、自信も生まれ、ビジネスの腕前も上がっていくでしょう。また自然と英語力も上がっていきます。ビジネス関連の洋書を読んでいますから、当然ビジネスで使われているボキャブラリーも増えていきます。しかもそのボキャブラリーは単に机上で覚えただけのものではありません。自分の失敗と成功の中から体験として覚えられた血の通った言葉としてのボキャブラリーです。脳みそだけでなく体全体に浸透しているので忘れることはなく、かなりしっかりとした英語力の土台が出来上がります。

この方法だとTOEICの点数、特にリーディングの点数が上がりやすくなります。リーディング部分は配点も高いですから、ここがあがると全体の点数は一気に伸びやすいです。

さらに普段からビジネス系の洋書を読んでいることを面接時などに話せば、他のただTOEICの点数が高いだけのライバルと圧倒的に差別化してアピールすることができるはずです。


このように「ビジネス洋書を使って英語力をアップしていく」という方法は転職志望者にとって最適な方法です。

ぜひこのブログの他記事も参考にしながら挑戦してみてください。

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