【内容の要約】
- 美園恭子さんについて
- 美園さんのクラスゲスト参加が終わっての感想
- アウトプットがあるからインプットが自然
- クラスの場の不思議な力
- 何が起こるかわからないワクワク感
- わかる部分にフォーカスを当てることの大切さ
- 最後に
1.美園恭子さんについて
先日10月5日(日)にソフィー・ジ・アカデミーのiClassにイメージコンサルタント&パーソナルコーチの美園恭子さんがゲストとして参加してくださいました。美園さんは国際線のCAとして働いたり、その後同じ航空会社の法人営業の仕事をする中で英語を実際に「道具」として使われてきた方です。現在はイメージコンサルタントやパーソナルコーチの仕事を中心に行っておられます。「その人の外見にあった服」をコーディネートするいわゆる「イメージコンサルタント」ではなく、「その人の内面にもあった服」を提案できるところが、美園さんの強みなのかもしれません。
今回のゲスト参加の前に、簡単にこれまでの英語との関わりやお仕事の内容などのヒアリングをしたのですが、「外見だけにあった服を選んでも、本当の意味での『似合っている感』は出ないですから」と静かな口調ながらも熱く語る言葉に、まっすぐで誠実な力強さを持った人柄を感じることができました。
現在の仕事ではそれほど頻繁に英語を道具として使う機会は多くない、ということでしたが、これまでの仕事の中で英語に触れてきた経験はソフィーの生徒たちにきっと刺激になるだろう、と考え、ゲスト参加をお願いしました。
2. 美園さんのクラスゲスト参加が終わっての感想
iClassゲスト参加終了後、クラスの感想を恵比寿校教室長渡辺絵梨がインタビューしました。その内容をまとめたものを以下にまとめました。
渡辺絵梨(以下、渡):まずはクラスに参加してみて、いかがでしたか?
美園恭子(以下、美):洋書を読んで気付いたことをシェアしていく、という形式のクラスが非常にコーチング的な感じがあって、コーチングの仕事をしている私としては非常になじみやすくてよかったです。
渡:確かにコーチングの仕事をしている方はなじみやすい場でしょうね。
3. アウトプットがあるからインプットが自然
美:英語に関してはこの方法は学習法として非常に有効だろうな、と感じました。
渡:具体的にはどういうところにそう感じたのでしょう?
美:最初から洋書を読んだ内容を後でシェアする、という前提があるでしょう?最初からアウトプットすることを意識しているので、インプットの質が高まるし、深みもでると思います。
渡:なるほど。
美:さらに最後には具体的な行動にまでそれぞれが落とし込んでいくので、なんというか、「有機的」な感じがしました。洋書を読むだけだと知識が無機的になりがちだと思うのですが、それを有機的なものにしていく仕組みとかサイクルとかがクラスの中で非常によく出来上がっているな、と感じました。
渡:そうですか。ありがとうございます。
4. クラスの場の不思議な力
美:クラスの場に不思議な力があって、私も今回ゲストとしてはじめてクラスに参加させてもらったのですが、生徒さんたちを自然とサポートしたくなる気持ちになりました。
渡:ほほう。
美:生徒たちの「成長しよう」という意識がこういう場を作っているんでしょうか。それに答えたくなっている自分がいました。
渡:生徒たちもうれしかったと思います。
美:私や講師の方たちからの生徒へのサポートだけでなく、生徒同士も自然とサポートし合っている感もすごく感じました。洋書を読んでいきながら、途中途中で小グループのシェアがあるのが良いのでしょうね。お互いに対話し合うことの良さが、生徒たちの学習意欲や集中力を上手に引き出している気がしました。
渡:なるほど。
5.何が起こるかわからないワクワク感
美:単に知識を一方的に伝えるのではなく、関係性の中から自然に何かが発生するような仕組みになっているのが面白かったです。洋書と生徒との関係性はもちろん、講師と生徒、さらには生徒と生徒の関係性の中からなにか思いもよらなかったことがクラス中に発生してくる感じがしました。
渡:そういう「何が起こるかわからない」という良い意味でのワクワク感が確かにソフィーのクラスにはあります。仕組みはあるけど、予定調和ではない、自由さというか。
美:包容力が場にあるな、と思いました。生徒一人一人は違う洋書を選んで、しかも違う部分を読んでいるのに、クラスの中でお互いにそれをシェアし合ってそれで違和感がない、というのは包容力でしょう。
渡:そうですね。
美:とにかくクラス自体の枠組みがとてもよく考えられて作られているな、と感心しました。自然にやる気を起こすにはどうするべきか、ということがよく考えられていて、その場に入ることで生徒たちの主体性がスムースに引き出されていくんですね。
渡:自然なやる気、というのは大事なポイントだと思っています。
6. わかる部分にフォーカスを当てることの大切さ
美:英語とか母国語以外の言語を学ぶ時って、どうしても「わからない部分」に意識が行ってしまって、そこに引っ張られてだんだん学習自体が嫌になってしまう、ということってあると思うんです。でも、ソフィーのこの方法だと、「わからない部分」から自然と「わかる部分」に意識が行くようになるので、そこに引き寄せられて、英語自体のエネルギーとか内容とかを体感できるようになっていくのだと思います。
渡:そうなんですよ。ありがとうございます。
美:最初は私も緊張していましたが、すぐに場になじんで本当に楽しむことができました。ありがとうございました。
渡:こちらこそありがとうございました。生徒たちも美園さんから大きな刺激を受けたようで、喜んでいました。
7.最後に
これまでに様々なことを経験してこられた美園さんの前向きでかつやわらかいエネルギーの中で生徒たちはいつも以上に居心地がよくかるやる気を刺激される時間を過ごすことができたようです。
美園さんは最近は主にブログで活動の紹介や、成長のためのヒントになるような記事をアップしているようです。興味があればぜひ覗いてみてください。
http://ameblo.jp/kyokomisono/